内容説明
昭和38年に始まった“広島代理戦争”は敵味方のデマが乱れ飛び、まさに“仁義なき戦い”の様相を呈した。血で血を洗う殺戮戦―そのさなかの昭和40年、田岡は心臓発作で倒れる。山口組壊滅作戦に乗り出した警察との攻防も、このとき火蓋を切った。弾圧につぐ弾圧。各地の組織が解散を声明する凄惨非情の闘いの果てに…血と野望の完結篇。
目次
広島代理戦争
打越信夫とやくざの系譜
崩れた力の均衡
ミステリアスな情報
指をつめる
危機に立つ打越組
三代目舎弟盃
広島戦争、火蓋を切る
銃弾飛び交う
恐怖の平和都市〔ほか〕
感想・レビュー
-
- 和書
- 要説漢文学