内容説明
昭和２３年、山口組二代目の七回忌追善・浪曲興行をうった頃から、田岡一雄の周囲には一流芸能人が集まり始めた。美空ひばり、田端義夫、伴淳三郎…。組員による鶴田浩二への襲撃事件などもあったが、芸能興行と港湾事業の二本柱で磐石の態勢を固めた山口組は、やがて徳島県での大抗争「小松島事件」を契機に、全国で破竹の進撃を開始する。
目次
土建業山口組
浪曲興行、大成功
川田晴久を後援
ひばりと赤い靴
車と女に弱い田端義夫
集まった芸能人たち
歌のホームラン
三橋美智也
地道行雄、斬られる
悍馬の本領〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふとった
0
【2009.02】
にやり
0
人と人の間に立つのがうまい。下の人たちのために動いてこそトップだよなってあらためて思った。前半は自伝→抗争の話→後半は小説。図書館になぜか第一部がないからこのまま三部読も。2012/11/01
