内容説明
とむらい組は、若年寄・堀田相模守の肝煎りで作られた。最初の任務は悪事を重ねる旗本の子弟四人の惨殺。だが、相手も強く、とむらい組も無事ではなかった。頭の三船謙志郎は腹部を負傷し、里中綾之助も高熱を発して、寝込むことに。任務を成し遂げたいま、武家の妻女を拐かす事件が頻発し、佐々倉藤七郎から相談を受ける…。
著者等紹介
富樫倫太郎[トガシリンタロウ]
昭和36年、北海道生まれ。『修羅の跫』で第四回歴史群像賞を受賞し鮮烈にデビュー。その伝奇性とストーリーテーリングの巧みさを絶賛される。特異な世界を新しい小説世界に盛ってみせる手腕は山田風太郎氏を思わせるものがある。最近は人情ものに新境地を拓いた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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