内容説明
「人生の先輩の話を聞いておきたい」と始めた“敬老談話会”。高校生が近所の老人たちを招いて昔語りを聞くという趣向だ。しかし、いまどきの若者にとっては、『昭和』という時代そのものがミステリー。男女七歳にして席を同じゅうせず?学徒勤労動員って?興味津々な彼らに刺激されるゲストたち…。名手が贈るノスタルジックな異色ミステリー。
著者等紹介
佐野洋[サノヨウ]
1928年東京都生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Syo
14
なかなかユニークな2024/03/29
朱音
4
非常に短く、その分あっさりした印象。お年寄りに話を聞き、そこに謎がという構成なのだが謎解き自体が正解が出たということでもなく一つの解釈、と言った感じでちょっとすっきりしないかも。佐野氏の小説は性的なことを描いてさえ品があって文章がきれいなところがとてもいい。2010/03/12
りぼんまま
1
夫婦の関係がいいな。2015/03/09
涼
0
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2010/04/post-9919.html2017/03/22