徳間文庫
連城訣〈下〉雪華舞う谷

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  • サイズ 文庫判/ページ数 349p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198925840
  • NDC分類 923.7
  • Cコード C0197

内容説明

チベットの閉ざされた雪山での壮絶な死闘。秘伝書をめぐる骨肉の争い。裏切られ、蔑まれ、絶望的な孤独の中にあっても、善の魂はゆるぎなく輝く…!過酷な運命に翻弄されながらも、真実を糧に生き抜く青年の武侠ロマン。感動の完結篇。

著者等紹介

金庸[キンヨウ]
1924年、浙江省海寧県生まれ。1955年「書剣恩仇録」を発表。圧倒的支持を得、全十二部の長篇武侠小説を創作。中国、香港、台湾を始め中華世界に十二億人の読者を持つ超人気作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

浩子

3
文字数が多いのも気にならないくらい、正月中読みふけってました。 何故行く先々で誤解を受けるのか…しかし指を切り落とされて肩甲骨を穿たれても更に強くなろうとする狄雲に、何か良いことが起こってほしいと思いながら読んでました。師妹とも会え誤解も解けたのに…何人もの人間が財宝に振り回される様は、読んでてゾッとしました。色々酷いことばかりでしたが、最後の数行で、ホッとしました。2013/01/07

ちい

2
1才の娘が本棚から落としたので久々に再読。朴訥で実直な狄雲は、連城剣譜の抗争に巻き込まれ、騙され裏切られ誤解され、散々な人生。師父は行方不明、師伯一門からは目の敵にされ、師妹には裏切られる。金庸にしては初っぱなから出てきたのが主人公で、何かちょっと肩透かし。関連人物もそんなに多くなく、武芸習得の流れも宝物発見の流れも呆気なくて、他の長編に慣れた身には物足りない気も。2018/03/26

のぼる

2
狄雲應該是我讀金庸小說至今最為悲情的男主角了:照顧他十幾年的師父居然是個工於心計的惡徒、喜歡的師妹懷疑他的清白,反而與陷害他的仇家結婚。更糟的是,狄雲最後還答應師妹要把她的女兒撫養成人,根本是另一個メリヒム(苦笑)要不是修成絕世武功與還有個水笙相伴,他根本沒有獲得任何善報。是說,這個世道本來就未必如此公平,只是多數讀者自然欣見主角有個美好的結局。有些現實世界無法達成的事,若是在小說中也無法成就,這豈不是太令人灰心齒冷了嗎?(苦笑)2015/02/17

オイコラ

1
落花流水、血刀老祖、水笙と繰り広げる戦いがドタバタとユーモラスである。血刀老祖が悪い奴でもなんだか憎めないしむしろ4人を相手にして、応援したくなる。死に様がまたどうにもマンガっぽくて。汪兄さんはラストにもちらっと登場するが哀れな扱い。いつ出てくるかと思った師父はまさか本当に死んだかと思いきや。狄雲はなかなか幸せを掴めず、結末もめでたしめでたしとは言い切れないが、まあこうなるよね。2015/09/21

卍ザワ

1
もう少し、もう少しと読みふけるうち、とうとう三食我慢して、読了してしまった。岩窟王というより、ああ無情かな?2012/12/30

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