内容説明
劉備に後事を託された諸葛孔明は、遂に中原へと打って出た。以来七年…。稀代の軍師も天命には抗し難く、五丈原に病を得て没す。“死せる孔明、生ける仲達を走らす”と後世に詠われた巻中随一の名場面登場!悠久百年の大河ロマン、堂々完結。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TomohikoYoshida
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諸葛孔明が死に、魏が晋(司馬氏)に禅譲され、晋が蜀、呉を滅ぼすまでの話。 ストーリーの中に大スターもなく、話を省略した本や漫画では蛇足となる部分。しかし、戦ではこれまで以上に頭脳戦が繰り広げられており、実に読みごたえがある部分であった。2016/11/17
garyou
1
「これ、どつかで見たよ」みたやうな話が延々つづく。傀儡となつた帝が権力を恣にする輩を密かに除かうとして露見するつて、それ、もうやつたぢやん、別の人が、みたやうな。結局人の世つてさういふことなんでせう、人は変はつても同じことをくりかへすんだよね、といふ話。黄巾の乱から百年ていど、と思ふとあつといふ間の話だ。例によつてみんなあつさりと死んでいくんだが、孔明の延命をはかる儀をはじめる夜の描写だけが妙に美しくて大いに驚く。なんちて。2013/10/30
lesserfox
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諸葛亮V.S.司馬懿~諸葛亮の死~姜維の奮闘~蜀の滅亡~魏から晋への禅譲~呉の滅亡。 この辺になると、英雄群像より腐敗した王朝の記述が多い。 2011/06/01
Yumi
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やっとこさ4巻読み終えました( ^ω^ )!三国志っておもしろい(≧∇≦)!!2013/05/04
す
0
なるほど。こうして中華が1つになったのか。2013/02/04