内容説明
四十年以上ジャーナリストとしてウォッチして来た二人が縦横に語り尽くす中国、韓国の現在。日中韓の歪んだ三角関係から反日を呼び込む中国、韓国の事情など、事実を見る本物の眼力を養うにはどうしたらよいかをわかりやすく明かす。
目次
1 日中友好虚構の三〇年(意味不明の「日中友好」;国策としての反日教育 ほか)
2 日韓関係欺瞞の戦後史(『親日派のための弁明』にみた新しい流れ;『親日派―』が日本で読まれることの意義 ほか)
3 日中韓歪んだ三角関係(贖罪史観を捨てよ;自覚なき外交官たち ほか)
4 事実を見る本物の眼力(中国に報道の自由はない!;韓国報道の醍醐味 ほか)
著者等紹介
黒田勝弘[クロダカツヒロ]
1941年大阪生まれ。京都大学卒業後共同通信社会部、外信部を経て、80~84年ソウル支局長、89年より産経新聞ソウル支局長(現在論説委員を兼任)。韓国・延世大学留学。92年ボーン・上田記念国際記者賞受賞。第53回菊池寛賞受賞。日本を代表する韓国ウォッチャーとして、その的確な分析には定評がある。在韓20年
古森義久[コモリヨシヒサ]
1941年東京生まれ。慶応大学卒業後、ワシントン大学留学を経て、毎日新聞サイゴン、ワシントン両特派員。87年に産経新聞に移り、ロンドン、ワシントン支局長、中国総局長を歴任。現在ワシントン駐在編集特別委員。75年ボーン国際記者賞、78年講談社ノンフィクション賞、82年日本新聞協会賞、93年日本記者クラブ賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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