内容説明
好評、日本文芸家クラブの官能アンソロジー第六弾をお届けします。安達瑶、岡江多紀、小川美那子、北山悦史、志茂田景樹、牧村僚、源明玖美の各氏が贈る、淫らで妖しい愛欲七変化。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sun
4
官能小説のアンソロジー。官能を刺激して欲しいという目的で読むので、読者と作品の相性が重要。今回は1作品だけ相性よかった。官能小説大賞なるものがあると知り笑ってしまった…2014/04/29
ナマアタタカイカタタタキキ
1
7人の作家によって描かれるそれぞれの恍惚。こういうジャンルあるあるの尻切れトンボな話が多いが、そこを期待するのは的はずれなので、そういうもんだと自分を納得させることにする。即物的すぎて笑いを禁じ得ないものも混ざっているのも、官能シーン以外の部分にインパクトを持たせ過ぎてただ痛快な話になってしまっている作品もあるのも、それもまあそういうもんと自分を納得させることに。デートの待ち合わせから既にセックスは始まっているという理屈に似ているが、そういう場面以外でも官能を想起させるのは私にとって重要なことだと再認識。2020/02/23