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徳間文庫
信長新記〈1〉本能寺炎上

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  • サイズ 文庫判/ページ数 397p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784198920609
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

天正十年六月二日未明、京都四条西洞院・本能寺―背信の将・明智光秀は一万三千の軍勢をもって、織田信長に謀反。折りしも、頼みの織田家宿将は毛利攻めに苦しむ羽柴秀吉の救援で出陣し、不在…。ここに野望「天下布武」は尽きるか―。

著者等紹介

佐藤大輔[サトウダイスケ]
1964年石川県生まれ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ほうすう

12
本能寺の変で信長が生き延びたらという戦国架空戦記としてはド王道の物語。本書の大きな特徴といえば信長が生存したif世界の近代、日本皇国から過去の戦国時代をさかのぼった視点で描いているというのが珍しい。とはいえ中心は信長時代の視点。著者独特のミリタリー要素強めの歴史解説も興味深く、戦略目標や作戦目標を細かく描いているのも良い。印象的だったのがお市の方を”癇病み中年女”というひどすぎる呼称をしていた点。思わず笑ってしまった。お市の方というと悲劇的な女性という面が強いのでそんな表現を見たのは初めてかもしれない。2020/12/03

鐵太郎

12
見つからなかったので「信長征海伝1」を先に読んだら、こいつが現れました。佐藤大ちゃんの呪いか、福音か。新書版との違いはほとんどなし、なのだけど、読み返すとまた面白いってのも大ちゃんフリークとしては嬉しい限り。今回面白かったのは、史実と同じ姿を違う状況で見せた二人、大軍を引きつけて上田城で翻弄した「表裏比興の者」真田昌幸と、戦場では勇者であったが政治では煮え得きれない優柔不断を繰り返した情けない前田利家。やっぱり面白いねぇ、これ。2017/08/16

ユリシーズ

5
24.05.30 久しぶりの戦国シミュレーション小説。 「信長が本能寺の変を生き延びたらその後の世界はどうなった」なんだけど、それを現代からの視点で書いてる。構想の壮大な所は流石は佐藤大輔。 戦闘場面や兵器の細かい描写、戦術や戦略に関しての解説も十分に楽しめました。2024/05/30

Dash-Checker

5
ベストセラーズ版と比較するとほぼ新作と言って良いほど追加修正が行われており、完成度は高い。ただし2巻と3巻は修正はごく一部にとどまっている。4巻を読みたかった2019/10/09

水色マット

4
信長が本能寺の変で生き残っていたら・・・というIfもの。戦記小説に定評のある著者が描くリアルな合戦描写は圧巻です。特に佐々鉄砲隊の漸進射撃はすごいかっこいい。痺れました。オススメの1冊です。2014/04/10

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