内容説明
二代の社長で五十年間会社を支配。異例の長期政権を堅持する大東製薬社長・上山田は、社の不文律を破り、勤務先の銀行で窓際にあまんじる長男の義弘を強引に入社させた。上を目指す秘書の三神真弓は、社内の波風を巧みに利用する…。傑作書下し。
著者等紹介
清水一行[シミズイッコウ]
1931年東京都生まれ
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感想・レビュー
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かなっち
1
読み始めて前にも借りて読んだかな?でした。ただ最後の真相は覚えてなかったので楽しめました。この手の内容も面白いです。2016/07/19
ハザマー
0
久し振りに清水一行氏の小説読んだが、これは未読著書でした。 企業経済小説であり、お色気も含んだ読みやすく分かり易い作品。 トップの長期政権と身内を入れない企業方針、製薬会社の新商品、 中高年のED問題なども絡んだ人間模様、よくありそうなストー リーでもあった。2015/05/08
Tsubasa Yamaguchi
0
DS社員は読むべきとのこと。。2012/08/16