内容説明
世界の平和や世界の民族との協調を考えるには、彼らの宗教がどのようなものなのか理解することが必要である。それは同時に、我々日本人の宗教を把握することでもある。宗教音痴といわれる日本人の精神基盤に光をあてた格好の入門書。
目次
1 和の世界
2 ユダヤ教の世界
3 キリスト教の世界
4 イスラム教の世界
5 仏教の世界
6 神道の世界
7 儒教の世界
著者等紹介
井沢元彦[イザワモトヒコ]
1954年、愛知県生まれ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
シエスタ@多摩
20
共産主義圏がそのイデオロギーとして無神論(唯物論)を標榜しているために、根本的にキリスト教世界とは相容れないという解説が印象的でした。また、基本的人権とは、人間が生まれながらにして唯一神から授かった「天賦の権利」であるが故に、他の人間が侵すことができないものであるというキリスト教社会での考えに基づくものと解説されている。欧米社会の外国人に対して、「無神論者です。」と自己紹介することは、「基本的人権を認めない共産主義者です。」と言っていると解釈される可能性があるため避けた方がよいとのこと。ためになりました。2011/10/20
ひろし
18
宗教と戦争とあるが宗教の解説がメインでそれを解説した上で戦争という争いに話が及ぶ。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の流れ、違い、特徴は凄く勉強になった。同じ造物主を持ちながら、何故いつまでも争いを続けるのかという日本人にはピンとこないことを分かりやすく教えてもらえた。日本人にしても、和と神道、特に言霊が持つ日本人への無意識での影響力の話は意識したこともなかったので目から鱗が沢山落ちました(笑) 。言霊信仰の強い力が、日本人に最悪の事態を想定させづらいのだと分かったことが最大の収穫。著者の他の本も読みたい。2015/10/19
James Hayashi
16
初歩学的に各宗教の概要がかかれてあり分かりやすい。ただ体系学的でなく大まかな事ばかりで、この本だけで全宗教把握は無理がある。タイトルには戦争の文字も見られ各宗教の対立を想像していたが、それほど行を割いてはいない。この本だけでも自分の知らないことが沢山あった。2015/02/11
Machida Hiroshi
11
本書では、日本の「和」から始まって、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教、神道、儒教、と解説していきます。これだけ並べて比較し、違いを解説しているので、とても理解しやすいです。著者が、そう思わせるように書いていることもありますが、一神教は厄介です。他の神を認めないだけでなく、異端者は自分らの神を冒涜する存在だから滅ぼしても良いとなりがちだからです。どうして世の中こんなに面倒臭いのでしょう。世界中がテキトーな日本人的思想の持ち主ばかりだったら、もっと平和だと思います。これは日本教信者の勘違いでしょうか。2016/04/05
彬
7
宗教の説明でここまで平易かつ複数の宗教を語ってくれる書物は貴重じゃないだろうか。特に日本人は世界情勢が時に宗教問題も絡んでいるのを理解しているか怪しいところがあるので。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の三大宗教の他に仏教、神道、儒教と日本で関わりの深い宗教にも触れてくれている。後半の三つは井沢さんの主張が色濃く出ているが、それでもとっかかりには十分だろう。おっと思ったのは宗教と共産主義の関わりかな。知っているか知らないかで大きな違いになる。宗教の概要を知りたい人、教養として知りたい人におすすめ2012/03/25
-
- 電子書籍
- 変態紳士と私、そして執着幼なじみ【タテ…
-
- 電子書籍
- とっぱずれのロンド(2)




