内容説明
まさか、息子の恋人に恋心を抱くとは…。銀行の支店長を辞し、北新地に小さな酒場を開店した相沢。店も順調、歯科医夫人との情事も愉しく、悪くない第二の人生を送っていた。そんなある夜、息子が恋人を連れて店に現れた。化粧気のない顔立ちだが、いかにも利発そうな輝く目をしたサツキ。いつしか相沢は、狂おしいまでに惹かれる気持ちを抑えきれなくなっていた。サツキもまた…。
著者等紹介
阿部牧郎[アベマキオ]
1933年、京都府生まれ
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