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徳間文庫
三国志群雄録

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  • サイズ 文庫判/ページ数 475p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784198918101
  • NDC分類 222.043
  • Cコード C0195

内容説明

本書は、乱世を駆け抜けた群雄百五人の実像を正史(陳寿)に基づいて鋭く抉り出した、『三国志』人名辞典の決定版である。しかも、登場人物名を原書通りに全て正字で表記し、巻末に“鼎立前史”“年表”“人名索引”を附けた資料的価値のある一冊となっている。

目次

魏の章(曹操―治世の能臣、乱世の姦雄;曹丕―曹植と激しい後継者争い ほか)
蜀の章(劉備―帝位を得た不可思議な人徳;劉禅―凡庸ゆえに国を滅ぼす ほか)
呉の章(孫堅―果断忠烈、呉の基盤を築く;孫策―江東を挙げて弟に託す ほか)
後漢の章(袁術―帝位を僭称した男の末路;袁紹―優柔不断で大魚を逸す ほか)

著者等紹介

坂口和澄[サカグチワズミ]
1934年、東京市下谷区上根岸町生まれ。1956年、早稲田大学第一政治経済学部新聞学科卒業。レコード会社勤務後、1964年に編集会社を設立、現在に至る。そのかたわら中国史を研究。『歴史と旅』(秋田書店)、『歴史群像』(学習研究社)に『三国志』武将伝を多数執筆
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のんたん 

3
魏蜀呉と後漢に分類して人物を紹介している列伝のようなものだが、筆者の主観があちこちに書かれていておもしろい。特に司馬懿については「三国志の登場人物の中で一番嫌い」「陰湿だ」に始まり「嫌な性格」でしめるという徹底ぶり。三国が晋に統一されるまでの人選で中にはよく知らない人もいたので、三国志末期の時代の本も読みたくなった。2016/03/21

水無月十六(ニール・フィレル)

2
三国志演義ではなく、三国志に基づいてそこに登場する人物たちをまとめた本。やはりこの物語は人物たちが個性的で面白いと思った。正史をきちんと読んだことがないので、また読みたい。ところどころこの作者の好き嫌いがはっきり出てるところがある。2014/12/14

BIN

0
三国志の群雄を正史をベースに紹介し、演義との違いを描いていてわかりやすい。群雄銘銘伝を先に読んでるものとしては内容は同じ。文庫になっている分読みやすいだけ。2011/10/08

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