内容説明
ダン・ミルマンは、カリフォルニア大学で花形体操選手として脚光を浴びていたとき、実在なのか、内的存在なのか、読者には定かならぬ魂の師ソクラテスと運命的な出会いを果たす。本書では、その経緯を記した。
目次
第1部 魂の導く場所(フライパンの外に出る;旅;愚者の黄金 ほか)
第2部 イルミネーションズ(三つの自己;シャーマンの目;豊かな才能を持つ女性 ほか)
第3部 大飛躍(オデッセイ;海の下の陽の光;死ぬまで生きる ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
キューポップ
38
怒り、後悔、不安で心がいっぱい。ストレスと疲労で自分の楽しい時間を捻出出来ず自尊心も失ってしまった。道を外れて迷子になった。こんな状態でいるのを止めたいと思う主人公が自分と重なる。本能的自己は楽しい事が好き。人生が停滞し後戻りしていると思う時こそ飛躍する為の準備というが、余りにも長年に渡り落ち込んでいると感覚が麻痺する。>時には大きく飛躍する勇気が必要。大きな裂け目を超えるには二度の短いjumpでは足りない。本著はフィクションと知った上で読みたかった。こんな事したら死んでしまうという場面も多かったから。2020/03/22
T.Masa
0
読み終わった後も、ずっと頭から離れないママチアのことばです・・・「いつか、あなたは、自分のためでも、罪悪感や社会人としての自覚からでもなく、それ以外にやりたいことがないから、他の人々に奉仕するようになるでしょう」いずれは誰もがこうなるといいます。さらに「幸福を求めることから、幸福を作り出す方向へと、劇的な変化をとげる」とも・・・もうそれは始まっているのかもしれません。2012/07/08