内容説明
江戸・天明の時代、貨幣経済により栄えていた浅間山の北麓の村・鎌原。しかし浅間の大爆発で、村は一瞬にして降灰に埋もれてしまう。次郎太、孝助、弥七の三少年は、辛うじて難を逃れ、再生への道を模索し始める。次郎太は激減した村人の補填のため寄子探しに、孝助は村に残り実作業を、弥七は飯盛女のミチと共に仙台へ、それぞれ歩み始めるが…。歴史的地変の中を生きた少年たちの姿を描く。書下し長篇。
著者等紹介
石月正広[イシズキマサヒロ]
1950年、東京都生まれ
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