内容説明
八幡太郎源義家が「自分から七世後の子孫は、必ず天下をとれ」と記した『置き文』を握る新田一族。新田義貞が敢えなく戦死し、足利家三代目の尊氏にとられた征夷大将軍の地位を宿願として狙う新田一族は、一門の徳川家に『置き文』を託す。やがて三河の土豪・松平家へと流れた『置き文』は竹千代が継承するが、織田、毛利の政略に翻弄されてしまう。家康の前史を描く歴史長篇。
八幡太郎源義家が「自分から七世後の子孫は、必ず天下をとれ」と記した『置き文』を握る新田一族。新田義貞が敢えなく戦死し、足利家三代目の尊氏にとられた征夷大将軍の地位を宿願として狙う新田一族は、一門の徳川家に『置き文』を託す。やがて三河の土豪・松平家へと流れた『置き文』は竹千代が継承するが、織田、毛利の政略に翻弄されてしまう。家康の前史を描く歴史長篇。
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