徳間文庫<br> 海がきこえる〈2〉アイがあるから

徳間文庫
海がきこえる〈2〉アイがあるから

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 302p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784198911317
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0174

内容説明

大学1年の夏、杜崎拓は故郷高知に帰省した。親友・松野と里伽子のわだかまりも解け、気分よく東京に戻った拓の部屋に、年上の女性、津村知沙が入り込み泥酔し寝ていた。「その年上の女、たたるぞ」という松野の言葉が拓の脳裏に甦る。不倫の恋に傷ついた知沙。離婚した父とその再婚相手との間で傷つく里伽子。どうしたら人は人を守れるのだろう?さまざまな思いと痛みが交錯しながら拓は東京ではじめての冬を迎える―。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遥かなる想い

86
映画『海がきこえる』の続編。年上の女性津村知沙の人物造形がよく振りまわされる主人公 杜崎拓の戸惑いもうまく描けていると思う。逆に映画ではいきいきとしていた里伽子さんが目立たなくなってしまったが..いかにもという さわやかな青春小説。2011/07/31

chiru

76
『海がきこえる』の続編。 高校生から大学生になった二人の距離感は、友人か恋人かわからない微妙な関係。 ふたりのラブストーリーというより、先輩の不倫や、父親の再婚問題など、問題を抱える人間関係を通して大人に成長する物語でもあると思う。 お互いの気持を確認しあわなくても、通じ合ってるふたりに、暖かい気持ちになれました。 ★42018/05/16

しゅわ

59
氷室冴子さん勝手に再読祭りの第25弾は『海がきこえる』の続編。今作はほぼリアルタイムに進行。離婚した父とその再婚相手との間で傷つきながらも相変わらず気まぐれな里伽子と不毛な恋愛から抜け出せない知沙。二人の女性に翻弄されながらも成長する拓。いわゆる不倫がどうしてもダメで、知沙や大沢さん、美香さんとその擁護をする親友に共感できなかったけど…淡々と進んでゆく物語は、決してうまくゆかないリアルさと想像していた以上のドロドロとともに…なぜか?懐かしい感じ。個人的には松野くんがほとんど出てこなかったのが残念です。2014/06/18

たか

26
『海が聞こえる』の続編。前作はジブリの映画で鑑賞したが、それぞれ違った良さがある。内容も、前作の高校編に対して、今回は大学編となっており、氷室冴子の他の作品に比べて、少し大人っぽい仕上がりになっている。B評価2017/11/27

GIN@本棚大洪水中

24
ああー読み終わってしまった。この正直どうでもない日常を過ごしている登場人物たち。その人物達にもそれぞれの思いがあるだろう、それにしても拓の心理描写がとても好印象だった。こんな男になりたいと感じました。里伽子も本当はすごく純情で、きつくあたってしまうけど本当は凄く優しいことが伝わってた。高校時代のメンバーは少ししか出ない、名前だけ、みたいなところがあったけれど、新たな登場人物が本当に良かった。いろいろな想いを凝縮した感じで、どうでも良いようなことが本当は大事だと再確認できる本でした。2012/12/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/575947

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。