内容説明
南極横断の冒険に失敗して失意の底にあったアメリカ人飛行士オーエン・ハートは、1938年、ナチスドイツに雇われ、再び南極探検へと出発した。しかし航海中、ノルウェーの船と戦闘状態になり、破損して南極の小さな火山島にたどり着く。そこには、苦悶に顔をゆがめた死体の山があった。何か新種の病原体らしい。ナチスの高官ユルゲン・ドレクスラーは、それを生物兵器に利用しようと考える。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kanamori
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☆☆☆2013/10/06
ブルーベル
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面白い。 南極に行きたくなる。2010/08/16
alek
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勧められて読んだが、面白かった。第2部以降は予測付かない怒涛の展開だった。2010/02/13
のちおちゃん
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☆☆☆2003/01/08
yos
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おもしろいと評判の本だが、本当におもしろい。後半半分は、一気に読めてしまった。舞台が60年前であることなどみじんも感じさせない。全編冒険と恋の物語で、登場人物も魅力的である。ウィルスに関する部分は通り一遍の所もあるが、舞台の南極については、あますところなくその厳しさ、自然、美しさを伝えている。1999/06/11