内容説明
ヴァンパイアに襲われた臨月の母親から生まれたブレイドは、超人的な力と人間の心を持つヴァンパイア・ハンターとしてヴァンパイア抹殺に闘志を燃やす。一方、世界征服を企む宿敵フロストは、密かに古代予言書「マルガの君臨」を解読し巨大な力を得ようとしていた。人類のため、そして自らの忌まわしい宿命に立ち向かうべく、ブレイドは最後の闘いに挑む…。新世紀に贈るアクション・スリラー超大作。
感想・レビュー
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*吸血鬼*月夜…臨月を迎えた女性が吸血鬼に襲われた…それが全ての始まりだった。女性の息子は人間でありながら…常人に有らざる能力を持ち、化物と人間の狭間の存在として生を受けた。『ブレイド』…その男の名を夜の住人達はそう呼んでいた…!?(紹介文・他より)――なかなか読ませるニクイ吸血鬼作品でした!人間側に味方しながらも…彼自身は人間ではない。人間とは何なのか?おぞましい犯罪に手を染める人間の犯罪者の方がよほど化物ではないのか?そんな"人間の条件"を実にスタイリッシュにアクションを交えて魅せて来る!王道な良書!2013/12/03