徳間文庫<br> 沈黙のゆりかご―産婦人科医レイの事件簿〈下〉

徳間文庫
沈黙のゆりかご―産婦人科医レイの事件簿〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 311p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784198910600
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

2カ月間で8人の出産に異常が生じていた。それらはいずれも、バースセンターから救急でバークレーヒルズ病院へ送られてきた妊婦のケースだったことがわかる。レイは、何者かが人為的に事故を起こしているという確信を抱く。産婦人科の閉鎖を望む心臓外科医のマーコウ、麻酔医サム、かつての恋人ボー―だれもが怪しい。疑心暗鬼はつのるばかり。そしてついに、思いがけない手口と陰謀が明らかになる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

朱音

0
主人公・レイが勤務する病院のすぐそばにあるバースセンター。ちょっと日本と医療制度が違うからわかりにくいんだけど、そのバースセンターでは正常な自然出産のみを扱う、ということになっている。(帝王切開とかしてはいけないのだそうだ)で、難しい出産のばあいはレイの病院で、とまあ、「住み分けて」いたんだけど、自然出産だと思っててもその途中で…ってことはままあることで。そうなってしまうと、彼女の病院の方へ搬送されてくることになる。しかしどうもこのところ、そうやって運ばれてくる患者に、異常が多い…というのが事の発端。アメ2003/02/28

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