内容説明
98年の参院選の結果、自民党橋本政権が崩壊。一方,民主党の議席は予想をはるかにうわまわって伸びた。しかも、大都市部では自民党の議席はゼロ、民主党の支持率は某TV局の調査では43パーセントとなった。橋本退陣表明後、後継総裁を小渕に一本化しようとしたシナリオは、小渕派より疎外された形での、梶山静六の総裁選への立候補へとつながった。総裁選の裏側で動いた思惑と政界再編成への胎動を描く。
98年の参院選の結果、自民党橋本政権が崩壊。一方,民主党の議席は予想をはるかにうわまわって伸びた。しかも、大都市部では自民党の議席はゼロ、民主党の支持率は某TV局の調査では43パーセントとなった。橋本退陣表明後、後継総裁を小渕に一本化しようとしたシナリオは、小渕派より疎外された形での、梶山静六の総裁選への立候補へとつながった。総裁選の裏側で動いた思惑と政界再編成への胎動を描く。