徳間文庫<br> 凍樹の森

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徳間文庫
凍樹の森

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  • サイズ 文庫判/ページ数 606p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784198908409
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

日露戦争を戦い抜き郷里に戻った美川梗次郎は、マタギの間で長年神聖視されてきた、ミナシロと呼ばれる巨大なクマに遭遇する。美川は老マタギ佐七と協力し、見事ミナシロを仕留める。その後、軍隊時代の上官岩沼に誘われ、再び「大陸」に渡るが、ミナシロの一件で美川を逆恨みする佐七の孫庄蔵の追跡や、日本軍部らの謀略の手が迫る。今、酷寒の中国・ロシア国境地帯を舞台に、壮絶な逃飛行が開始された。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

にゃごー

1
谷先生の冒険小説の主人公は結構弱い。敵につかまってひどい目にあうのは定番。この本の一番の出色は庄蔵さんでしょうか。とにかくそのキチ○イぶりはいっそ痛快ですらある。そんな庄蔵も最後はあっけないのも谷先生ぽいですね。カタルシスのない冒険小説を書かせたら谷先生の右に出るものはいないでしょう。それでもさいごまで読めてしまうのですから、前述の言葉は褒め言葉なのです。2017/11/29

yamakujira

0
「きちがいに刃物」という言葉を思い起こさせる話だった。逆恨みもここまで執念深いと「きちがい」っていう差別用語がぴったりくるね。 (★★☆☆☆)

Tetchy

0
雪山での熊の格闘から日本軍人がロシア討伐の予備工作としてロシアに潜入し、叛乱分子を煽動させようとするスパイ活動、極寒の中の逃亡劇に、狂気を湛えた男の追走劇。それらの内容についても仔細を極め、濃い味付けが成されている。しかし、坂東眞砂子の『山妣』を読んでいなかったら、もっと楽しめただろう。冒頭の熊の狩猟劇もそうだが、最後に収斂していく人生の綾というものも業の深さを感じさせる坂東作品の方が印象強く残っており、手放しで賞賛するのに足枷になった。2009/12/16

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