徳間文庫<br> 銀河英雄伝説〈7〉怒濤篇

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徳間文庫
銀河英雄伝説〈7〉怒濤篇

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  • サイズ 文庫判/ページ数 348p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784198907877
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

ヤン・ウェンリーの監視役・レンネンカンプ上級大将が同盟軍の不穏分子に拉致され自害した事件の責任を問うため、皇帝ラインハルトは同盟領ハイネセンへの出兵を決定した。彼は同盟市民に事の次第を暴露し、「バーラトの和約」の破棄と再宣戦を布告、ヤンに対しては出頭を要請。だが、同盟政府はヤンに帰還を求めてはこなかった。同盟復帰への道を断たれたヤンはついに、イゼルローン奪回を決意する…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

り こ む ん

35
ふっと、思う…民主政治の矛盾を…私たちが、選択の自由を放棄し、他人任せでただ、惰性で続いている政権は、堕落し怠惰な専制みたいなモノではないかと…自分達で自分達の首を真綿で絞めている。選択の余地がない?どれでも同じ?だから、選択放棄。本当に?ただ、面倒臭いだけでは?自分で考えるより、他人任せのが楽なだけでしょ?専制君主になれば、なったで選択の自由を欲する。民主政治なればなったで選択の自由を放棄する。やっぱり…何らかの圧力が無いとダメなのか?と…悩ましく考えさせられる…2017/10/08

Tetchy

12
今回はビュコックの死に尽きる。その死に様は当分忘れそうに無い。死ぬ直前の仕種と「民主主義に乾杯」の名台詞は、時間を止めた宝石だった。2009/01/13

Humbaba

6
軍事を支えるためには,資金が必要である.充分な時間があればそれを用意する計画も立てられたが,余りにも短かった.投資を呼び込むためにはそれなりの成果が必要である.そのための手段として,住み慣れた要塞を奪還する.2010/10/17

ホームズ

6
マル・アデッタ会戦。イゼルローン要塞奪還。エル・ファシル独立政府。自由惑星同盟滅亡。 マル・アデッタ会戦でのビュコック提督の最期の場面が好き。「民主主義に乾杯」。ポプランとシュナイダーの異色の会話が良かった(笑)「司令官を珍獣のようにでも思ってる」って(笑)2008/09/29

Humbaba

5
相手に罠の存在に気づかせた上で行動させる。罠があることを知っていれば、優秀な人間であればそれを逆用しようとする。そのような方法で相手の行動を導くことで、予期しないアクシデントを防ぐ。例え同じように行動するとしても、リスクを下げるためにはそのような下準備を怠ってはいけない。2016/02/17

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