内容説明
釣りは楽しい。釣った魚を食べるのも楽しい。でも、釣った魚を自分で料理するのはもっともっと楽しいのだ!ご存知、モリさんが誰にでもできる手軽な料理から、ちょっとした工夫でできる意外な御馳走までを紹介。もちろん、釣りのコツもW伝授。漁師料理とは、そもそも単純なもの。何も構えることはない。さあ、太公望諸兄、釣り竿をしまって包丁を握ろう。
目次
第1部 食いしんぼうの釣り秘伝(にぎりめしとイワナの塩焼き;タコ焼き;ねぎま;船頭仕掛け ほか)
第2部 釣り人料理帖(ハゼは焼き干しにしてお雑煮に;タイの潮汁は、仕上げにムラサキを少々;アマダイなど白身魚に最適なコブ締め;ムニエルが最高に美味な舌ビラメ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カワセミ440
1
古本屋さんで50円。でも面白い。面白さって値段だけじゃない。著者は釣り好きで、釣った魚は全部自分で捌いて食べるそうです。それがまた旨そうに書いてくれるんだな、これが。魚の美味しい食べ方、調理法までイラスト付きで教授してくれます。やっぱり美味しい魚は良いねえ。2012/05/23
Shoichi Kambe
0
*「時化(しけ)あとの荒食い」海がシケたあとは魚がよく釣れる。 *魚を煮付けるのに水に砂糖にしょうゆ、酒少々を加えるのだが、その時いったん煮立ってから材料の魚を入れて落としぶたをして煮る方法を取っていた。 紀州。「水のうちから煮るのがここのやり方でその方法が断然美味しい」砂糖は一切用いず… *釣れたハゼはウロコを丁寧に取ったら内臓とエラを抜き、そのままクシを打って焼く…焼いたハゼは風通しのいいところでかげ干しにする。ほんの一日か二日で十分だ。2022/01/22