内容説明
政治改革が論議され、漸く制度化された小選挙区制下、初めての選挙が行われる。橋本首相は、選挙に向け、決断。永田町は慌てふためいた。鳩山新党もさきがけとの交渉が決裂し、社民党、さきがけとも選挙対策に走る…。いよいよ総選挙の幕が開いた。つまり、時代はあきらかに自民、新進の二大政党時代に入ったといえる。政権を獲るのは、どちらか?実力者が闘う選挙戦、永田町の激震を活写。
目次
第1章 新進党対自民党の二大政党時代へ
第2章 自民党 ニューリーダーたちの闘い(陽性の武闘派―亀井静香;愚直なまでの信念―山崎拓)
第3章 新進党 政権を窺う新実力者たち(一徹に筋を貫く―西岡武夫;政治改革に闘志―鹿野道彦)
第4章 総選挙のゆくえ