徳間文庫<br> 太陽と月に背いて

徳間文庫
太陽と月に背いて

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  • サイズ 文庫判/ページ数 221p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784198905699
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

アルチュール・ランボーとポール・ヴェルレーヌ。19世紀フランス象徴主義を代表する詩人である二人が出会ったのは、1871年、ヴェルレーヌが27歳、ランボーが16歳のときだった。詩作による名声と若く美しい妻マチルドを手中にし、詩も世界も共に彼に微笑んでいるかに見えるヴェルレーヌ。だが、その生活に恐るべきランボーを迎え入れてしまった時から彼らの“地獄の季節”が始まった…。衝撃の映画原作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

junkty@灯れ松明の火

28
2011年の一冊目がBL小説です。ランボーは『かたみ歌』の中で名前は知っていましたが、壮絶な人生に衝撃を受けました。貧困や堕落、狂乱の生活の中から天才的な芸術作品を創りだした2人の詩人にとって、異常な生活が創作に無くてはならない物だったのは間違いない。『真の天才』とは平穏や安定とは無縁の者だけに与えられる才能なのでしょう。ランボーの詩集も読まなくては!2011/01/01

キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん

26
啄木や中原中也は美しい言葉を綴りながらどうしてこうもダメ人間と思っていたけど、ランボー、ヴェルレーヌもなかなか。周囲の人々を軒並み不幸にしながら、思い通りにならない自分と他人に苛立つ自分勝手さときたら!詩のために行う放埓さは、もう凄まじくて清々しい気すらする。恐ろしい。それでも残された言葉は美しくて心を打たれるという矛盾。この作品は映画を小説におこしたものなのかな。映画は未見。DVDになっていないので観られない。でも観ないと思う。2019/12/27

みつき 

18
詩への情熱に溢れた若き天才ランボーとすでに名声を得ている紳士的詩人ヴェルレーヌ。対照的な二人が出会い、共に過ごした月日は二人の一生を左右するほどの濃密なもので、その後彼らが紡ぎだす詩の世界に多大な影響を及ぼしたことが、感情をぶつけ、互いに傷つけ合う二人のやり取りから見事に想像できました。彼らの愛情の決定的な違いがうまく描かれているところと、欲深い人間の心理描写がしっかりしているところは、ものすごく好みの作風でした。章ごとに書かれている彼らの一言に重みがあって、二人の詩集を読みたくなりました。2012/09/30

ゆき

3
★★★☆☆:ランボーとヴェルレーヌの激しくも愚かしい愛。お互いを傷つけあいながらも惹かれ高めあっていく様が痛々しかった。でも「詩人だから」とか「芸術を追及するため」とかそういう言葉を免罪符にして巻き込まれ翻弄された人たちは堪らないだろうなぁ……。2013/07/04

to boy

3
再々読です。本の主人公はランボーだけど、私はヴェルレーヌが大好き。 今では忘れ去られた感があるけど・・・。美しい妻のマチルドとランボーの間を行ったり来たりするところが素敵。晩年の様子も痛ましいけど天才詩人らしくてあこがれちゃうなぁ。2012/04/30

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