徳間文庫<br> 朝鮮の役

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徳間文庫
朝鮮の役

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  • サイズ 文庫判/ページ数 474p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784198902650
  • NDC分類 210.49
  • Cコード C0195

内容説明

狂気か、あるいは妄執か。二度にわたって繰り返された朝鮮出兵は、李氏朝鮮を疲幣させたにとどまらず、豊臣の屋台骨を揺るがし、大名たちの徳川傾斜に拍車をかけた。緒戦の戦捷も束の間、膠着し泥沼化する戦線、蔓延する疫病、延びきった兵站の果ての飢餓、そして凍え。ひたすら消耗し、得るもののなかった戦役は、近世幕開けの引き金となった。旧参謀本部編纂による戦史の決定版。

目次

朝鮮の役 第1篇(起因と戦役前の状況;文禄の役;講和;慶長の役;結果)
朝鮮の役 第2篇(戦役以前;文禄の役;慶長の役)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

植田 和昭

20
 朝鮮の役の陸軍参謀本部版。一見無謀とも思える秀吉の朝鮮出兵ですが、緒戦の連戦連勝からすれば、朝鮮はおろか明まで進出できたかもしれないと思える戦いです。明が介入した後もうまくいけば講和に持ち込めたかもと思いました。戦国時代に鍛えられた日本軍は、当時世界最強の軍隊だったのでしょう。中国と言えば日本を冊封すれば、満足すると考えたようですが、秀吉はそんなことでは満足しません。日明の首脳の考えが正しく伝わらなかったことが両者の講和が成り立たなかった理由でしょう。2021/07/01

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