出版社内容情報
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発売から7年、愛され続けて10万部突破!
ロングセラーシリーズ『月とコーヒー』
待望の第3集!
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1話の長さは原稿用紙10枚程度。
独立短編集なのでどこから読んでも大丈夫。
手軽に物語を楽しめるスタイルが好評を博し、
2019目の刊行以来、
大ロングセラーとなっている
『月とコーヒー』。
人気作家・吉田篤弘さんが紡ぐ
とっておきの物語たちをお届けします。
◎水面の月に思いを馳せる小さな猿。
◎種も仕掛けもない手品をするマジシャン。
◎極上の〈葡萄パン〉と、〈耳の絵〉を描く母と娘。
◎道に迷った賢いアシスタント・ロボット。
◎〈棒パン〉とバリトン先生のとうもろこしスープ。
◎〈黒いコーヒー〉と、おしゃべりな腕時計。
◎〈駄菓子の都〉に跋扈する小悪魔のささやき。
この空の下で泣いている
すべての人たちに──
やさしい子守唄と
あたたかいコーヒーを。
【目次】
内容説明
この空の下で泣いているすべての人たちに―やさしい子守唄とあたたかいコーヒーを。寝しなに一篇ずつ読みたいとっておきのお話、24ピース。待望の第3集!
著者等紹介
吉田篤弘[ヨシダアツヒロ]
1962年東京生まれ。小説を執筆するかたわら、クラフト・エヴィング商會名義による著作とデザインの仕事を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
97
「月とコーヒー」シリーズ3作目。好きすぎてため息。ひとつひとつゆっくりと読む。静かに、ときにさざ波がたつ物語の数々。大人のおとぎ話のようだった。小ぶりでかわいいサイズ感。本棚に並べておきたくなるシリーズ。2026/04/16
けんとまん1007
79
感じたとおりのことが、あとがきに書かれていて納得。だけでなく、自分の感性がまだまだ大丈夫なんだなと安心もする。吉田篤弘さんの世界が、少し抑え目な感じで広がっているのも嬉しい。いつも思うが、装丁や本を手に取った時の質感、頁の行間なども含め、1冊の本が成り立っているんだなと。このシリーズ、続いてほしいと切に願う。2026/07/31
シャコタンブルー
57
このシリーズは未読だったので、第3作が初読み。読後は月を愛でながらコーヒーを飲みたくなった。月やコーヒーのように本書も心を穏やかにしてくれる24話の短編だった。長編の合間に読むブレイクタイムとして一日2,3編読むのが楽しかった。「カレンダーの裏の小さな犬」「ブリオッシュ」が印象に残った。味わい深い話が多く面白かったので1作目と2作目も読むのが楽しみだ。2026/06/30
竹園和明
47
穏やかな凪のような著者の作品には毎回癒される。仕事に追われ心理的に乱高下する日々でも、夜眠る前に無音の中で読めば必ず落ち着けるからいい。本作は『月とコーヒー』シリーズ第3弾。“生きて行く上で必ず必要…ではないけれども、日常を繰り返す上では必要なもの”として冠したタイトル通りの淡い掌編作品が並ぶ。この手の作品集は各話の説明をしても意味がない。それぞれの物語を映像として思い浮かべながら、その集合体たる一冊全体の雰囲気を感じるべし。「月を見ながらコーヒーをいただく」という一文が登場する『七日間』の静寂が沁みる。2026/09/15
あんこ
42
夜のお供に。前作までは比較的一気に読んでしまって勿体なかったな、と反省し、今回は寝る前に一遍ずつ読んでいった。掌に収まる心地良さと、不思議で優しげな物語はさながら吉田篤弘流千夜一夜物語のよう。この本で眠りにつけた日々は贅沢なものだった、と幸せな気持ちになる。特に『花束』がいじらしくも切なくて好きだった。吉田作品を読んでいる時間は寄る辺ない寂しさもどこかへ行ってしまう。2026/05/21




