出版社内容情報
戦後80年、日本には政官財界に対して影響力を行使する「黒幕」が存在してきた。彼らは時に闇社会との関係をちらつかせ、暗に恫喝することで我が意を押しつける。そんな強面ばかりに、これまではスポットライトが当てられてきた。しかし、黒幕たちの力の源泉は暴力だけではなかった――。各国の情報機関に精通する軍事ジャーナリストである黒井文太郎氏が、日本史の影に隠れた金脈と人脈から新たな日本の黒幕像を浮かび上がらせた問題作。戦後社会に暗躍した怪物48人を完全網羅した極秘ファイルの封印を解く!
【目次】
内容説明
戦前、戦後、そして令和を操る―この国のリアル支配者たち。決定版。流行りの陰謀論など生ぬるい。現代日本の核心に未だ巣食う最強フィクサー48人の暗躍史。
目次
第1章 黒幕のルーツ(頭山満;内田良平 ほか)
第2章 黒幕伝説の真偽(チャールズ・ウィロビー;有末精三 ほか)
第3章 富ある者こそが真の黒幕(辻嘉六;久原房之助 ほか)
第4章 イデオロギー対立で生まれた怪物(安岡正篤;正力松太郎 ほか)
第5章 宗教と裏社会に潜むフィクサー(池田大作;久保木修己 ほか)
著者等紹介
黒井文太郎[クロイブンタロウ]
1963年福島県いわき市生まれ。横浜市立大学卒業後、講談社に入社。週刊誌編集者を経て退社。月刊『軍事研究』特約記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長を経て軍事ジャーナリストに。旧日本軍の研究から昭和史の記事執筆も多数。コメンテーターとしても多数のテレビ番組に出演している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 鷹を葬る街 集英社文庫



