日本国家経営論―トランプ時代の日本経済と政治

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日本国家経営論―トランプ時代の日本経済と政治

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  • サイズ 46判/ページ数 216p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198659929
  • NDC分類 304
  • Cコード C0033

出版社内容情報

2025年1月20日、ドナルド・トランプ氏が大統領に就任した。第1期政権時の公約達成率は約8割とされているが、第2期政権時はそれを上回る加速度で次々と大統領令にサインがされている。脱SDGs、脱DEIなどまさに「革命」という印象だ。
 このトランプ革命の中で注目されているのが実業家、イーロン・マスク氏率いる「DOGE軍団」である。AIとデータベースを組み合わせ不正、無駄を次々と暴き出しているのはワシントン政界とは無縁の、若き天才エンジニア。これまでとはまったく次元違う行政、政治改革が断行されている。
 こうしたことが眩しく見えるほど、我が国の政治のなんと貧弱なことか。安倍晋三氏が率いた黄金期の自民党は、没後、瞬く間にパワーを喪失。2024年総裁選でトップに就任した石破茂氏が率いた自民党は、同年10月の衆院選で大惨敗を喫する。小数与党となったことで政策も迷走し、今日に至っている。
 このような惨状で、あのトランプ大統領と有効なディールを行うことができるのか――そこで日本経済・政治をテーマとした対談相手として選んだ若手議員が小林鷹之氏だった。
 2024年総裁選にいち早く出馬表明し、「コバホーク」の愛称と共に全国区の知名度を得た。官僚から政治家を志したきっけかは、民主党・鳩山由紀夫政権時代に行われた日米関係の目を覆うばかりの悪化だ。自民党内では早くからその才覚が注目され、ワシントンから「経済安全保障のゴッドファーザー」と賞される甘利明氏の元、「経済安保」を専門とする唯一無二の政策立案家となる。
 アメリカを相手にしても堂々と「自立」を求めるその姿は、まさに王道の保守で、衆院選惨敗後には、小林氏に惹かれて多くの議員が集まるようになった。
 トランプ革命で激変する世界情勢と日本の現実、短期、中長期先にあるべき日本像をテーマにした対談の相手として、小林氏以上の適材はいない。快くお引き受けいただいたことに感謝いたします。
 現在、トランプ陣営が行っていることは「政治」を超越している。経営学的視点から「国家」をマネジメントしていると見る方が正確だ。その動きを理解したのが自民党最高顧問、麻生太郎氏である。麻生氏を中心に「国家経営論」の勉強が始まっているが、本書のタイトルは、そうした「これから」の政治の動きを考えたからである。(はじめにより)

内容説明

経済安全保障政策の雄、衆議院議員小林鷹之氏と経済評論家渡邉哲也氏が「トランプ時代」における日本の国家戦略を徹底対談。トランプ‐イーロン・マスク革命、移民政策、科学技術、核抑止、対中政策…広範なテーマを基に導き出した日本経済、政治のあるべき姿を自民党のホープ「コバホーク」が示した!

目次

第1章 日本がリードする経済安全保障の正体(経済安全保障を重要視する背景;経済支配域拡大を目指す中国 ほか)
第2章 新冷戦時代の日中関係(経済安全保障推進法の4本柱;サプライチェーンの強靭化とは ほか)
第3章 霞が関にある「壁」(日本版「COTS」を;学術会議も態度を軟化する状況 ほか)
第4章 トランプ革命と新たな日米関係(トランプ革命;AIを駆使して不正と無駄を炙り出す ほか)
第5章 大国に揺らされない自律国家への転換(死の谷から技術を救え;霞が関にAI専門機関を ほか)

著者等紹介

小林鷹之[コバヤシタカユキ]
1974年11月生まれ。千葉県出身。1999年、東大法学部卒業後、大蔵省に入省。2003年、ハーバード大学ケネディ行政大学院修了。2007年、在米日本国大使館出向。2010年に財務省を退職し、公募を経て2012年の第46回衆院選で千葉2区から出馬して初当選。防衛政務官、経済安全保障担当相などを歴任。衆院当選5回。2024年総裁選に出馬し「コバホーク」の愛称で一躍知名度を得る。次世代の自民党リーダー候補として注目を浴びている。2024年に『世界をリードする日本へ』(PHP研究所)を上梓

渡邉哲也[ワタナベテツヤ]
作家・経済評論家。1969年生まれ。日本大学法学部経営法学科卒業。貿易会社に勤務した後、独立。複数の企業運営などに携わる。大手掲示板での欧米経済、韓国経済などの評論が話題となり、2009年、『本当にヤバイ!欧州経済』(彩図社)を出版、欧州危機を警告し大反響を呼んだ。内外の経済・政治情勢のリサーチや分析に定評があり、さまざまな政策立案の支援から、雑誌の企画・監修まで幅広く活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ふくちゃん

1
図書館本。スダホーク氏なら存じていますが、コバホーク氏は未知なので。渡邊氏もですが。悲観的に読むと日本は終わったかのごとくですね。うーんもうちょっと生きたいのでなんとかなりませんか。ただピンチをチャンスにの視点からは光明もあるのでしょうか。素人的に単純化してしまいますが、今後も米国を覇権国扱いでいいとする見方(引き続き依存する)と、影響力が低下するので国際秩序のバランスをとるうえで日本が米国とその他勢力の橋渡しをするのが好ましいとの見方(自立する)に分かれているようです。自立の動きが多々触れられています。2025/04/21

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