出版社内容情報
トランプ政権が大規模な移民送還作戦を実施、欧州でも移民を母国に送還する脱・移民政策が欧米のトレンドだ。
背景にあるのは、移民の経済的メリットがないことが明らかになったことや、深刻な治安維持の悪化にある。
その一方で日本は外国人労働者の受け入れを推進し、欧米のトレンドから周回遅れで社会コストや治安維持の問題が散見されるようになっている。
・産業ー成果と混乱が並行
・治安と人権ー外国人と共に暮らす難しさ
・教育ー次の世代の受け入れは困難
・定住ー新しい移民制度への期待と不安
・歴史ー外国人と向き合った先人たち
など日本の移民問題を多角的な視点で分析、日本社会にとって移民は必要か、必要なら正しい方向は何かを導き出す。
外国人に殺害予告をされた「移民問題」の最前線に立つジャーナリストが、「確実に訪れる危機」に挑戦する。