吉原噺 蔦屋重三郎が生きた世界

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吉原噺 蔦屋重三郎が生きた世界

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  • サイズ A5判/ページ数 226p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784198659400
  • NDC分類 384.9
  • Cコード C0021

出版社内容情報

NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢 噺(つたじゅうえいがのゆめ ばなし)~」の主人公である蔦屋重三郎が生まれ育った、江戸時代の吉原界隈の地理や慣習、事件を、同ドラマの吉原風俗考証の著者が詳細に解説。“江戸のメディア王”として時代の寵児になった快男児・蔦屋重三郎が生きた世界とは? 蔦屋重三郎が編纂した「吉原細見」の中身を徹底解説。
吉原の文化、しきたり、風習、地理など大河ドラマ「べらぼう」をより楽しく観るためのサブテキストとしても使える一冊。
江戸の出来事、蔦屋重三郎年譜と吉原事件年表、安永4年の吉原全図も収録

【本書の内容】
蔦屋重三郎が生きた吉原

吉原噺 壱
蔦屋重三郎が案内する吉原のあそび方
三者三様の吉原あそび
お大尽の巻
勤番侍の巻
熊さん八っつぁんの巻

吉原噺 弐
吉原とは何か
一、吉原は「廓」という江戸の公の施設
 考証の栞 遊ぶところの廓で「遊廓」
 考証の栞 江戸では「女郎」という言葉が一般的だった?
二、新吉原への行き方
 考証の栞 日本堤という名前の理由
三、吉原の町並と町名
四、吉原の掟

吉原噺 参
「吉原細見」の中身
一、年二回改訂発行の吉原ガイドブック
二、吉原細見には何が載っていたのか
三、細見を元に吉原地図を作る

吉原噺 肆
吉原の内部を探索
一、五十間道
 考証の栞 吉原名物つるべ蕎麦
二、大門
 考証の栞 大門の木札
 考証の栞 大門の旗と提灯
三、仲の町と引手茶屋
 考証の栞 消滅した揚屋
四、女郎屋
 考証の栞 河岸見世の名前
五、女郎屋の内部
 考証の栞 女郎のランクがわかる「籬」
四、宴会料理のきのじや
五、吉原の一日

吉原噺 伍
吉原女郎白書
一、「アリンス国」の廓言葉
二、女郎の出世 年季奉公から年季明けまで
 考証の栞 花魁の語源は?
三、女郎の装い
 考証の栞 江戸のファッション雑誌
四、遊女の一日
 考証の栞 花魁道中の並び順
五、女郎の手紙から見る、手練手管
 考証の栞 吉原の紙事情~天紅と紙花

吉原噺 陸
吉原の風景~吉原歳時記
一、弥生の桜~吉原の桜は植樹だった?
二、吉原のお盆行事「玉菊燈籠」
三、吉原の芝居芸能 俄(仁和賀)
 考証の栞 俄を主導した見世
四、師走から正月の吉原

付章 江戸の出来事、蔦屋重三郎年譜と吉原事件年表

目次

1 蔦屋重三郎が案内する吉原のあそび方
2 吉原とは何か
3 「吉原細見」の中身
4 吉原の内部を探索
5 吉原女郎白書
6 吉原の風景~吉原歳時記
付章 蔦屋重三郎年譜と吉原事件簿 江戸での出来事

著者等紹介

山田順子[ヤマダジュンコ]
時代考証家。1953年広島県生まれ。専修大学文学部人文学科卒業。CMディレクター、放送作家を経て時代考証家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もえ

22
大河ドラマ『べらぼう』で吉原風俗考証を担当されている山田順子さんの著作。カラー版で挿絵も多く吉原について詳しく解説されており、ドラマの中の街並みなどの再現度の高さも窺える。山田さんたちはドラマのために、蔦重の『吉原細見』を元にして吉原の店舗地図を作ったというから凄い。女郎たちの廓言葉や女郎の出世地図も興味深かった。「花魁」は禿や新造が親しみを込めて呼んだ「おいらの姉さん」から来ていることも初めて知った。ドラマの俄というお祭りの回が好きだったので、『名月余情』で描かれた吉原俄の様子が載っているのも嬉しい。2025/04/11

栗羊羹

6
著者は大河ドラマ「べらぼう」の吉原風俗考証を担当している方。吉原での遊び方を蔦重が案内してくれる。(予算に応じて)吉原細見の中身や、五十間道のつるべ蕎麦(ドラマ観ていていつも思うのだけど、汁が真っ黒…しょっぱくなかったのかな)お座敷に並ぶ豪華なお料理、「ありんす国」の郭言葉、桜の季節、玉菊灯籠(お盆の行事)、俄の踊り(ドラマも楽しかった❗)女郎さんのお休みは、元旦と7月13日だけ…命をすり減らしてたんだな…2025/07/13

0
(202412,384.9)べらぼう9話で大泣きしてから読んだ。松の井の話が出ており、民放深夜ドラマでおとなしい小説家を演じた女優が、今演じているので、イメージしながら読んでみた。瀬川も出てきた。しかし花魁の一日のスケジュール読むと、なかなか切ない。寝不足だろうに。「本番」というのは、ここから来ているのかしら。しかしよく吉原が舞台の大河にこぎつけたと思う、今の感覚…令和はもちろん昭和ですら、こりゃーありえない世界だよなあ…というのを9話でしみじみ感じたのでダメ押し。2025/03/04

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