NEW CLASSIC LIBRARY<br> 満洲国から見た近現代史の真実

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満洲国から見た近現代史の真実

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  • サイズ B40判/ページ数 232p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784198658533
  • NDC分類 222.5
  • Cコード C0022

出版社内容情報

歴史をプロパガンダの手段にしてはならない

いまこそ日本は世界に本当の歴史を教えるべきだ

歴史はイデオロギーではない。ところが、中国・韓国にとっては歴史こそは政治にほかならない。事実を歪めてでも自国の利益を拡大しようとする儒教イデオロギーによるプロパガンダの手段が彼らにとっての歴史なのだ。しかし、現代中国が誕生してから七〇年以上が経って、ようやく歴史の真実が明らかになりつつある。
実はいまの中国人のアイデンティティは清朝という満州人によってつくられた国家にルーツがある。清朝史以降しか中国には歴史などなかったのである。清朝支配層の故郷である満洲は、二○世紀初めまで、漢地とは別の土地と認識されていた。それゆえ日本が日露戦争に勝利して満洲に出て行き、満鉄を使って現地に投資したことを「侵略」だと断定することなどできないはずだ。ところが、中国は「満洲帝国」について、日本の侵略という一語で日本を批判する一方で、モンゴル人もチベット人もウイグル人も黄帝の子孫の中華民族なのだから、「祖国に復帰」させたのだと倒立させた美辞麗句で自らの植民地支配を正当化している。しかし、中国という共産党一党独裁国家の政治体制や歴史的裏付けのない勝手な言い分が白日の下にさらされつつあるいま、現代中国の政治的主張を離れて、歴史の真実を根本的に考え直すべき時期が到来しているのではないか。本書は、満洲帝国の時代を生きた五族の人々にとっての満洲帝国の歴史を掘り起こし、事実をもって冷静に歴史を見直す試みである。そしてそれは、日本人が自分たちの歴史を取り戻し、将来日本がどうあるべきかを考えるために必要不可欠な作業に違いない。

内容説明

日本人の歴史観を変え、遊牧民に寄り添う良書。

目次

第1部 満洲から見た世界(なぜいま満洲国が重要なのか;満洲とはどういうところか;満洲人が清朝を建て、シナ全土を支配する;西洋近代に対応できなかった清朝;日本はなぜ満洲に出て行くことになったのか;日本はなぜ満州国を建国したのか)
第2部 五族から見た満洲(満洲族の故郷としての満洲;満洲に流入した漢人たち;満洲国に理想国家を夢見た日本人;満洲に移住した朝鮮人;モンゴル人にとっての満洲;満洲で少数派の悲哀を味わったロシア人)

著者等紹介

宮脇淳子[ミヤワキジュンコ]
1952年和歌山県生まれ。京都大学文学部卒業、大阪大学大学院博士課程修了。博士(学術)。専攻は東洋史。大学院在学中から、東京外国語大学の岡田英弘教授からモンゴル語・満洲語・シナ史を、その後、東京大学の山口瑞鳳教授からチベット語・チベット史を学ぶ。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究員を経て、東京外国語大学、常磐大学、国士舘大学、東京大学などの非常勤講師を歴任。現在、昭和12年学会会長、公益財団法人東洋文庫研究員としても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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tamami

56
近現代史の知識、ことに大陸と半島に関わるそれは、高校以来固定化している。本書でも述べられているように、侵略史観という研究者による見方が語られる一方、現地の民族や国家、政治のあり方を整合的に述べる歴史に遭うことがなかったからでもある。近現代史においては清国の有り様が重要な視点であるけれども、彼の国の原典にまで当たって考察した歴史家は数少ない。著者は、夫君と共にその一人であるが、歴史を様々な視点から考察する、「本当は何が満洲で起きていたのか?」(帯の言葉)を知るためにも、本書を一読する価値があるのではないか。2024/07/30

Teo

0
あまり「本当は何が」と言う謳い文句の本は買いたくないのだが、満洲国の本なので買った。一応こう言う本は少し差し引いて読む事にしてるが、それでもそんな事があったのかと言う点がいくつかあった。2025/01/07

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