出版社内容情報
厚生労働省の「人口動態統計(確定数)」(2022年)によると、家庭における不慮の事故で亡くなった人は15000人強。交通事故で亡くなった人3,541人の約4.4倍の人が家庭内の事故で亡くなったことになる。
本書は70代以上のシニア向けの家庭内事故を防ぐためのマニュアルブック。食事、就寝、入浴から掃除、選択、トイレなど日常生活の何気ない動作が身体的にどう影響を与えているかを図解で解説する、まったく新しいビジュアルご長寿本。ちょっとの工夫で楽に動け、痛みや不便を解決する、快適な体の動かし方を紹介。
【本書の内容】
序章 日常生活を自分の体で豊かに過ごすために
日常生活動作とは?
日常生活のための基本姿勢の取り方
日常生活のこんな場面あんな場面
第1章 日常生活動作の取り方
居間での日常生活動作
書斎での日常生活動作
廊下での日常生活動作
コラム1 まだ遅くない
階段での日常生活動作
食卓での日常生活動作
台所での日常生活動作
居間・台所での日常生活動作
居間などでの日常生活動作
寝室などでの日常生活動作
コラム2 ウォーキングとスクワット、どちらが先?
室内での日常生活動作
さまざまな場所での日常生活動作
玄関などでの日常生活動作
庭での日常生活動作
移動での日常生活動作
スーパーマーケットでの日常生活動作
コラム3 ユルユル、キビキビ、ポカポカ
浴室での日常生活動作
脱衣所・寝室での日常生活動作
寝室での日常生活動作
コラム4 1日7回の水分補給
寝室・廊下での日常生活動作
洗面所での日常生活動作
トイレでの日常生活動作
コラム5 人生100年時代の老後の過ごし方
第2章「日常生活動作の自立」を維持するためのエクササイズ
体力維持に必要なのは3種のエクササイズ
◎筋肉のエクササイズ
◎関節のエクササイズ
◎循環のエクササイズ
内容説明
家庭内事故死は、交通事故死の約4.4倍!食事、就寝、入浴から掃除、洗濯、トイレなど日常生活の43の動作。独り暮らしのお年寄り、介護を必要としている家庭、必携の一冊。
目次
序章 日常生活を自分の体で豊かに過ごすために(日常生活動作とは?;日常生活のための基本姿勢の取り方;日常生活のこんな場面あんな場面)
第1章 日常生活動作の取り方(居間での日常生活動作 座る姿勢1 あぐら;居間での日常生活動作 座る姿勢2 正座;居間での日常生活動作 床から立ち上がる ほか)
第2章 「日常生活動作の自立」を維持するためのエクササイズ(筋肉のエクササイズ;関節のエクササイズ;循環のエクササイズ)
著者等紹介
湯浅景元[ユアサカゲモト]
1947年名古屋市生まれ。中京大学名誉教授。日本体育学会名誉会員。中京大学体育学部卒業、東京教育大学大学院体育学研究科修了後、東京医科大学で学ぶ。体育学修士、医学博士。中京大学体育学部長や中京大学スケート部部長などを歴任。長年、スポーツ選手の動作解析・研究・指導に従事。ハンマー投げの室伏広治氏やフィギュアスケートの浅田真央氏など多くのスポーツ選手の育成にあたった。また大学で教える傍ら、研究成果を生かして誰にでも実践できる健康法の指導でも活躍。現在、スポーツコーチングと医療分野との懸け橋としての役割にも取り組む。テレビ・ラジオ出演、講演会多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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