川崎警察 真夏闇

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  • サイズ 46判/ページ数 328p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784198658175
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

第26回大藪春彦賞候補にノミネートされた「川崎警察 下流域」の第2弾。
神奈川県警川崎署のデカ長・車谷一人(くるまだにひとり)の活躍を描く、長篇警察ミステリー。

京浜運河沿いで死体があがった。身元は暴力団員、伊波肇の母親照子。
陰部をナイフで抉られ、腹部から腸がはみ出る陰惨な殺しだ。対抗する組の犯行か? だが、家族には手を出さないのがヤクザの掟だ。それが破られたとなると、報復の連鎖で大変なことになる……。
発見現場に臨場した川崎警察署捜査係デカ長の車谷一人は、軽のバンの荷台から不審な荷物を下ろして走り去ったふたり組の男がいたことを聞きつける。男の一人は足を大きく引きずっていたという。
被害者は故郷の沖縄に里帰りし、事件当日午後二時着の飛行機で羽田空港に帰ってきた。だがその後の足跡が不明だった。
翌年五月に沖縄は本土返還を控えており、帰郷はそれからの方が便利ではという大家に「返還されてからでは、遅い」と伝えたという。
捜査を進めるうちに、空港から照子を軽バンに乗せたのが、死体発見現場で目撃されたふたり組で、どうやら照子の知り合いらしきことがわかった。
有力容疑者として浮かびあがった男を、全力で探す車谷。
だが、予想外のところで別の殺人事件が起きた。被害者は沖縄の開発や本土との交流に尽力しているという大阪の会社社長。
本土復帰を目前にした沖縄を食い物にしようする者たちの暗躍が明らかになるにつれ、ふたつの事件が絡み合っていく……

好評『川崎警察 下流域』が第26回大藪春彦賞候補となった著者による、書下ろし長篇警察サスペンス第2弾!

内容説明

京浜運河沿いで死体があがった。身元は暴力団員の母親。故郷の沖縄に里帰りし、当日、羽田空港に戻ってきたばかりだった。発見現場に臨場した川崎警察署捜査係デカ長の車谷は、軽バンから不審な荷物を下ろして走り去った二人組の男がいたことを聞きつけ、全力で有力容疑者を追う。だが、思わぬところで別の殺人事件が起きた。被害者は沖縄の土地開発や経済交流に尽力する会社社長。本土復帰を翌年に控えた沖縄を「鍵」にして、ふたつの事件が、予期せぬ様相で絡み合つていく…。累計20万部ヒットKSPシリーズの著者渾身の書下し長篇警察小説。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

162
香納 諒一は、新作中心に読んでいる作家です。シリーズ第二弾、昭和の川崎には、そこら中に死体が転がっていたのかも知れません。https://www.tokuma.jp/smp/book/b644793.html2024/08/10

いつでも母さん

139
前作はもう忘れている(泣)シリーズ第2弾。そうそう!これはザ・昭和なのよ。しかも沖縄返還を来年に控えた時に事件は起きたときたら、もうゾクゾクするでしょ?(笑)でも、グロさは控え目。家族愛とか兄弟愛とか、義理人情とかなんか好い。そんなに昭和という時代が良かった訳じゃないけれど、昭和の女の私にはしっくり読みやすい。切ないラストだったけれど、車谷デカ長にまた会いたい。2024/05/08

パトラッシュ

134
ハチャメチャ車谷デカ長率いる川崎警察の面々が再び大暴れと思いきや、今回は妙におとなしい。沖縄返還前の昭和46年を舞台に麻薬密輸や人身売買に銃撃戦とセットは派手だが、何となく淡々と捜査が進みきれいに終わるイメージなのだ。たまに容疑者を殴りつけたり庶民との交流でほっこりさせたりするが、聞き込みや筋読みなど刑事捜査の常道をきちんと踏んで外さないせいか。前作もそうだったが面白いネタを無駄遣いしたり、容疑者が簡単に諦めるなど行儀のよい方向へ行ってしまう。リアル志向もいいが、ここは暴走と殺戮の熱い夏にしてほしかった。2024/05/04

タックン

105
昭和時代の川崎警察の話。車谷刑事長始めとする所轄刑事のキャラと捜査手法が際立ってた。 沖縄の日本返還前の沖縄の土地売買が背景になってる。戦後の沖縄の人々の悲哀が悲しい。 私も昭和の人間だが当時は小さかったので、沖縄返還や沖縄海洋博にこんな闇ががあったのは知らなかった。 あの名作(幻の女)の作者だったので、もう少し政財官の汚職まで切り込むのかと思ってたけど、最後はあっさりだったのは拍子抜けした。2024/06/23

ナミのママ

82
〈川崎警察シリーズ〉2作目。1971年(昭和46年)沖縄本土復帰の1年前、1ドル= 360円、渡航にパスポートが必要だった時代が舞台。沖縄出身の暴力団員伊波の母が残忍なやり方で殺された。前作では混沌とした川崎を舞台に昭和のノスタルジックを感じた作品だったが、今回は沖縄色が濃かった。復帰に絡む色と欲。川崎警察署の刑事・車谷を始めとする警察の面々と登場人物たちの心情がとてもよく伝わってくる。「人って誰も、勝負できるものを使って勝負するのよ」銀座のママのセリフ、今では通用しないのだろうがキライじゃない。2024/04/23

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