出版社内容情報
父のDVから家族を守るため、その日、僕は「プロサッカー選手になって一家の大黒柱になる」と誓った!
数々の困難の中でも歩み続けてきた、プロサッカー選手・梅崎司の覚悟の半生――。
プロサッカー選手・梅崎司は、父親のDVから家族を守るため、15歳のときに、
「サッカーで成功してプロになり、自分が一家の大黒柱になる」ことを決意した。
そして、母と弟とともに夜逃げ同然で父親のもとを離れた。
その後、大分トリニータユースへ入団し、トップチームに昇格し、日本代表にも選ばれる。
ところが、オリンピック日本代表落選や、度重なる大怪我に見舞われる。
それでもあきらめず、浦和レッズ、湘南ベルマーレで活躍し、現在は、プロをスタートさせた大分トリニータで若手を牽引しつつ、二児の父として人生を歩み続けている。
本書は、そんな同氏が歩んできた苦難の半生を振り返り、信念を持ち続けることの大切さ、覚悟を決めて前進することの難しさと尊さ、家庭を築くことの素晴らしさを綴った、一人ひとりの心に問いかける一冊だ。
内容説明
DVから家族を守るためその日、僕は“父親”になった。困難の中でも歩み続けた覚悟の人生―。
目次
第1章 卒業文集に書いた夢―誕生~小学校時代
第2章 覚悟を決めた日―中学時代
第3章 プロへの「合格通知」―高校時代
第4章 挑戦―大分トリニータ~グルノーブル
第5章 落選と怪我―浦和レッズ加入~東日本大震災
第6章 笑顔と涙―東日本大震災~左膝前十字靭帯損傷
第7章 2度目のルーキー時代―左膝前十字靭帯損傷~現在
母への手紙
著者等紹介
梅崎司[ウメサキツカサ]
1987年2月23日、長崎県諌早市生まれ。プロサッカー選手。大分トリニータの育成組織から2005年にトップ昇格。2006年には日本代表に初招集され、デビューを飾った。2021年7月に大分トリニータへ移籍。2023年からは、キャプテンとしてチームを牽引している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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