出版社内容情報
めざましどけいのめざましくん。
春の朝、目をさますと
「さあ、みんなを おこさなくちゃ」。
台所へ行って「ジリジリジリジリ」、
おなべやポットたちが目をさまします。
森にでかけて「ジリジリジリジリ」、
森の木たちも目をさまし、起き上がりました。
さて、めざましくんは、北のくににすむ男の人に
出会いました。北のくにでは、まだ、春が目を
さまさないのだといいます。
春をおこしにきて、とたのまれ、めざましくんは
北のくにへ行くことにしました。
北のくにの谷の底でねむっていた春に
「おきてください、ジリジリジリジリ」
すると…?
『あしにょきにょき』などが人気の
深見春夫の幻の名作『めざましくん』が
待望の復刊!
内容説明
めざましくんはめをさますとみんなをおこします。だいどころで「ジリジリジリジリ」森にでかけて「ジリジリジリジリ」「ねてるひとはもういないかな」さて、めざましくんがおこしてあげるようにたのまれたのは…?ユニークな視点で「目ざめ」を描いた、子どもたちの共感を呼ぶ、楽しい絵本。
著者等紹介
深見春夫[フカミハルオ]
1937年、東京生まれ。絵本、さし絵を中心に活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
れもん
18
図書館本。めざましくんが、いろんなものを起こしてあげるストーリー。最後はスケールが大きすぎて笑っちゃいました。長女(5歳)も「なかなか起きないね」「やったー!起きたー!」と楽しそうに聞いていました。2024/07/21
mntmt
5
春や夜も擬人化されていて、わかりやすい。2024/04/27
遠い日
3
目覚まし時計のめざましくんの不思議な旅。眠っているものたち起こしに行くのです。物理的に実体のないものも、みんな起こして回ります。目覚まし時計というと、つい朝を思い浮かべますが、なるほどこの本ではそんなものまで起こすのですか⁉︎おもしろい発想です。2024/06/10
しい
1
深見さん絵本2024/11/15
NOYUKI
1
いろんなものが目を覚ます…それは、夜もかー。ちょっと面白い発想だなあ。2024/10/01
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