藤原道長 千年の夢

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藤原道長 千年の夢

  • 宮崎 正弘【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198657024
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0021

出版社内容情報

2024年NHK大河ドラマの主人公『光る君』は藤原道長だった!

紫式部との愛人関係など、道長の意外な人物像に迫る!

千年も前に紫式部によって書かれ、いまも読み継がれる『源氏物語』。その主人公光源氏とは、藤原道長その人であったと言えば驚かれるだろうか。紫式部の日記には、二人が愛人関係にあったと思しき記述が残されている。道長こそが光源氏のモデルであったとしても決しておかしくはないのだ。一方、道長は「この世をばわが世とぞ思う望月の欠けたることもなしと思えば」と自らの栄耀栄華を象徴する歌をつくったというのが通説である。しかし、本当にそうだったのか。仏教へ帰依していく彼の人生を見れば、そこには「無常観」こそあれ、「傲慢」「独裁」といったイメージはみじんもない。これまでの道長像は真っ赤な嘘ではなかったかと本書は指摘する。誤解された道長という存在を中心に、かくもすぐれた小説が生まれてきた平安時代という時代が世界史においても奇蹟のような時代であったことを浮彫にする。

内容説明

道長こそが「光る君」。『源氏物語』は道長のために書かれ、紫式部は愛人だった?!世界史のなかでも奇蹟ともいうべき平安時代を生きた日本人の物語。栄耀栄華を極めた道長は、傲慢な権力者だったのか?

目次

プロローグ 千年の空間を超えて濃密に静かに歴史は語りかける
第1章 この世をばわが世とぞ思う 藤原実資『小右記』の作為?
第2章 『源氏物語』の主人公=光源氏のモデルは藤原道長
第3章 疫病、天災、騒乱が続いた宗教の時代 通貨発行の経済政策は近代的だった
第4章 世界史からみた道長時代 日本は井の中の蛙ではなかった
第5章 日本史における藤原氏の千年 藤原北家はなぜ生き残れたか
エピローグ 望月はかけた 何が足りなかったのか

著者等紹介

宮崎正弘[ミヤザキマサヒロ]
昭和21年金沢生まれ、早稲田大学英文科中退。評論家、中国問題にも詳しい(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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スプリント

11
今年の大河ドラマに備えて基礎知識を得るため読んでみた。2024/01/28

古本虫がさまよう

4
「行動する評論家」だから、喜寿(近く)にもかかわらず、道長ゆかりの地・京都・奈良にも飛んで行くシーンから始まる。紫式部の墓は京都の目抜き通りにあって花が絶えず、生花と線香が絶えないのに、道長の墓・石碑のあるところは、JR無人駅(木幡)から歩いて15分ほどの住宅街の竹藪のあたりにあったそうな。「想定外の狭さ、鬱蒼として雑草が生い茂り、手入れもなされておらず、とても権力の極みにあった人物の墓とは思えない卑小な墳墓、雑草に蔽われてゴミの集積場のごとく寂れた墓地である」紫式部の墓とはくらべものにならないとのこと。2023/10/23

NAGISAN

2
本年のNHKの大河ドラマは、「この世をば わが世とぞ思う・・・」と詠んだ通説の道長像とは異なる姿を描くようだが、本書の書き出しも同様に進んだ。中国評論の専門家と思いこんでいたが、77歳にして、取材活動しながらその見識をみごとに文章化されている。2024/01/23

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