AI親友論―京大哲学講義

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AI親友論―京大哲学講義

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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198656607
  • NDC分類 007.1
  • Cコード C0040

出版社内容情報


京都大学での人気授業を書籍化


人間失業、主人/奴隷モデル 、モラルベンディングマシン……
AIが脅威となるのか、人間が支配するのか、もしくは――
敵だとみなす前に読みたい、めくるめくAI×哲学問答!

2045年に訪れるであろうシンギュラリティー。
私たちはAIに支配されてしまうのか、もしくはAIが人間の奴隷と化すのか、それともーーー。

真っ二つに割れがちなAI議論に、京都大学教授で哲学者の出口康夫が放つ新たな論点とは何か。
私たちがAIと親友になるにはどうすればいいのか。
AIと人間の関係性の転換点となる今こそ読みたい一冊。

【目次】
▼はじまり

▼第一講 「われわれ」としてのAI
「人間失業時代」は本当にやってくるのか 
「できなさ」にこそ人間の尊厳がある 
「わたし」だけでは何もできない 
など

▼第二講 さまざまなAI
AIバージョンアップ 
人工的な「ひと」 
人間とは何か、人格とは何か
など

▼第三講 AIは奴隷か
主人/奴隷モデル 
人の自由を侵すAIを開発してはいけない? 
「仲間」ロボットは禁止?
など

▼第四講 AIと自由
「自由」の多元性 
自律としての自由 
AIにとっての「やわらぎ基準」  
など

▼第五講 仲間としてのAI
人間とAIロボットの「共冒険者モデル」
「のっぺらぼー」の同調圧力
理由があれば廃棄処分は許される?
など

▼第六講 AIに倫理を装備する
悪に開かれたAI
AIディストピア
権利の重みづけ
など

▼第七講 親友としてのAI
「中身の壁」を乗り越えられるのか
死への脆弱性
AIビックバン
など

▼座談会 AIと人間は親友になれるのか
 パネリスト…堂目卓生+石黒浩+青木宏文+出口康夫
命を終えるとき、AIも「いい人生だった」と感じるのか 
ロボットはすでに人間レベルの意思決定ができる? 
AI=人工知能と解釈すること自体、大きな誤解 
など

▼講義を終えて

内容説明

奴隷か支配か。真っ二つに割れがちなAI議論に、私は新たな論点を提唱したい。その思考をめぐる旅に、皆さんをお連れしたいと思っております。さあ、新たな親友と共に、思考の冒険をこれから始めていきましょう。

目次

第1講 「われわれ」としてのAI
第2講 さまざまなAI
第3講 AIは奴隷か
第4講 AIと自由
第5講 仲間としてのAI
第6講 AIに倫理を装備する
第7講 親友としてのAI
座談会 AIと人間は親友になれるのか―パネリスト:堂目卓生+石黒浩+青木宏文+出口康夫

著者等紹介

出口康夫[デグチヤスオ]
二“人”の犬とともに京都に暮らす哲学者。京都大学大学院文学研究科教授。大阪市生まれ。京都大学文学部卒、同大学院文学研究科博士後期課程修了。1996年に「超越論的実在論の試み:批判期カント存在論の検討をつうじて」で博士(文学)の学位を取得。その後、名古屋工業大学講師、京都大学大学院文学研究科哲学専修助教授、准教授となり、2016年に現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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乱読家 護る会支持!

3
「AIと人間のあるべき関係」を問うとは、「AI」を問うことであると同時に、人間を問うことでもある。 「奴隷」か「支配」のどちらかに割れがちなAI議論に新たな論点(AIは親友になれるのか?)を提唱されています。どんどん学んでいって自律しているように振る舞うAIですが、 AIが学んでいくのは人間の行為であり、AIの進化はより人間の本質を明確にしていくように思えます。 将来、人間とAIの関係性がとうなるのかは、結局、今の我々の振る舞いで決まるように思いますし、我々はその結果を受け入れざるを得ないように考えます。2024/03/06

AKN

1
できなさとしてのかけがえのなさを持たない人は誰もいない。できないからこそかけがえがない。 このような「できなさ」としての「かけがえのなさ」は、どのような凌駕機能体が現れても失われることはありません。たとえ「わたし」より、より「できない」存在がいたとしても、「わたし」が「わたし」なりのできなさを抱えている以上、「わたし」は「わたし」の「われわれ」にとって「かけがえのない」存在であることには変わりがないのです。 2024/09/27

Oki

1
確かに万物が人間に仕えるという考え方が、キリスト教の最もピンと来ない点ではある。 しかし、結局は、自己の自由度にどの位の制約をかけるべきかという度合いの話のような気がする。(自己との距離に応じて) 理性のあるなし・意識のあるなし・命のあるなし...等でその度合いは異なるのが当然で、議論の余地があるのはその度合いの程度だけ。2024/07/21

kun_maa(หมา)

1
わかったようなわからないような笑 AIも共に人生を切り開く「われわれ」仲間だと思えばいいってことか… あまり心には響かなかった2024/02/15

くらーく

0
京大の人気講義なの?分からないわ。たぶん、私の知能が圧倒的に足りないのだろう。どうして、AIと人間と同列に扱うのだろうか?あるべき関係を問うって、問うような事なのだろうか?どんなAIを想定しているのだろうかねえ?今の生成AIは、単に多量の情報の特徴を分別して、統計処理しているだけでしょう。確率的に文章を生成しているだけでしょ。別にそこに意図はないと思うのだけどなあ。生成AIを、人間扱いしているのも人間だけどさ。 最後の対談も、なんか噛み合っていないし。理解を超えると何でも哲学や神学にしちゃうんじゃ無いの?2025/01/23

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