出版社内容情報
安倍元総理の銃撃事件というショッキングな事件から約半年。
政治と宗教について、真正面から議論します。
オウム事件直後の1997年、文化庁宗務課長になった前川喜平氏。
オウム事件で一躍話題の人となった宗教学の第一人者、島田裕巳氏。
統一教会を含むさまざまな宗教団体から政治家を通じた理不尽な要請や
実態の無い宗教法人の解散請求など、現在につながる宗教団体認証の裏側まで、
縦横無尽に語り尽くします。
宗教団体や政治家との関係なども理解できる一冊です。
内容説明
旧統一教会をめぐる「被害者救済新法」の施行で急展開する新宗教の未来!宗教法人は解散できるのか?元文科官僚と宗教学者によるタブーなき激論!
目次
第1章 国は宗教団体をどのように扱ってきたか
第2章 自民党と創価学会・公明党の関係性とは―連立政権における公明党の功罪
第3章 旧統一教会をめぐる諸問題の現状―安倍元首相銃撃事件で再注目
第4章 戦前回帰志向の流れと日本会議・神社本庁
第5章 日本人は宗教への関心、理解を深める必要がある
第6章 安倍元首相国葬と旧統一教会に対する解散命令請求
著者等紹介
島田裕巳[シマダヒロミ]
1953年、東京都生まれ。作家、宗教学者、東京女子大学非常勤講師。1976年、東京大学文学部宗教学宗教史学専修課程卒業。84年、同大学大学院人文科学研究科博士課程修了(宗教学専攻)。日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員などを歴任
前川喜平[マエカワキヘイ]
1955年、奈良県生まれ。79年に東京大学法学部卒業後、文部省(現文部科学省)に入省。文部大臣秘書官、文化庁宗務課長、初等中等教育局財務課長、大臣官房長、初等中等教育局長などを経て、2016年文部科学事務次官。17年、違法天下り斡旋問題で引責辞任。同年、加計学園問題で国会参考人として証言。現代教育行政研究会代表、日本大学文理学部非常勤講師。福島市と厚木市で自主夜間中学のボランティア講師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Hiroki Nishizumi
のせなーだ
老齢症状進行中
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