出版社内容情報
2023年3月10日 第三期習王朝樹立! 列島に迫る未曾有の複合危機
最新の安全保障の姿を50点以上の図版・288ページで詳説!
本書を読むことが抑止力の向上に繋がる
以下、目次より抜粋
序章 哀悼 安倍晋三元最高司令官
歴代で最も「自衛隊」を尊重した最高司令官
反対派を気遣って「裏門から出ろ」
「自衛隊の最高司令官が務まるか」が総理の資格
第1章 アメリカが導き出した開戦Xデー
日本列島と台湾島は中国の太平洋進出の壁
領土・領海の拡大を実現して「皇帝」を目指す習近平
粛清と制裁で第3期習王朝にこぎ着けた
中国共産党 第20期人事が示す野望
技術開発のギャップを狙う
原子力のテクノクラートを参画させた意味
中央軍事委員会メンバーの異様性
次期国防大臣選任の背景にある軍改革
党の軍から習近平の私設軍隊へ
侵攻のXデー
第2章 ウクライナが伝える「複合危機」の脅威
EUの東方拡大に21世紀欧州初の戦争を仕掛けた
アメリカの姿勢と原油価格
親ロシア派とクリミア半島
「クリミア半島」はロシアの核心的利益
スターリンの呪縛がクリミア半島を譲渡させた
たった1隻を残して寝返ったウクライナ海軍
ウクライナの国防改革
演説の天才
第3章 中国に攻めさせない日本の決断
撃墜スパイ気球が示す中国の非対称戦略
ロシアと中国の占領タスクが酷似
最重要課題は「中国に攻めさせない」こと
宇宙、サイバー、電磁波領域という新たな戦域
アメリカの軍民融合
安保3文書改定
「30+2対1」と「2対3」と「0対1」
韓国には期待できない
戦闘機の共同開発と経済安保
第4章 分断する世界と経済安全保障
「安保3文書」改定が生んだ新たな関係
345の包囲網
原潜のターゲットは中国
AUKUSの裏にあるJAUKUS
メガFTAによる中国包囲網
「軍民融合」戦略が半導体の禁輸に繋がった
日米台韓の「Chip4」で中国と分断
セキュリティー・クリアランス
グローバルサウスの争奪戦
第5章 その時、列島に何が起こるか――覚悟した日本国民こそ最大の抑止力
2023年秋に訪れる危機
CSISのシミュレーションの意味
その日、中国軍は台湾海峡を封鎖する
列島はウクライナ侵攻後のポーランドになる
立ちはだかる「武器輸出三原則」の壁
横須賀防衛学園都市
抑止力の土台「自衛官」の惨状
人任せ防衛から自立防衛の意識へ
内容説明
中国は皆さん一人一人の思考を観察している。すでに皆さんは最前線にいるのだ。問われているのは日本人の覚悟である。
目次
序章 哀悼 安倍晋三元最高司令官
第1章 アメリカが導き出した開戦Xデー
第2章 ウクライナが伝える「複合危機」の脅威
第3章 中国に攻めさせない日本の決断
第4章 分断する世界と経済安全保障
第5章 その時、列島に何が起こるか―覚悟した日本国民こそ最大の抑止力
著者等紹介
佐藤正久[サトウマサヒサ]
政治家。参議院議員(当選3回)。1960年、福島県出身。1983年に防衛大学校応用物理学科を卒業(27期)。翌84年に帯広の第4普通科連隊に配属。1996年に国連PKOゴラン高原派遣輸送隊初代隊長を務め、98年にカンザス州のアメリカ陸軍指揮幕僚大学を卒業。そして2004年、「戦闘区域かどうか」の議論を経て派遣が決定した湾岸戦争直後のイラクに、先遣隊長として派遣。メディアの窓口となり、その冷静な状況分析と合わせて「ヒゲの隊長」として人気となる。2007年、第21回参議院議員選挙で初当選。12年、第2次安倍内閣で防衛大臣政務官を務める。2019年、第25回参議院議員通常選挙で3選。2020年10月、自由民主党政務調査会外交部会長に就任。2018年に発生した文在寅政権下での韓国海軍レーダー照射問題や習近平政権で膨張主義に変貌した中国の南シナ海、東シナ海への進出、2020年からのコロナ禍や、2021年8月のアフガニスタン脱出問題などについて、危機管理、外交・安全保障の専門家としてメディアで解説・提言を行っている。2022年8月31日に参議院国会対策委員長代行に就任。著書に『中国に勝つための地政学と地経学 日本人に隠されている真のチャイナクライシス』(徳間書店)、『知らないと後悔する日本が侵攻される日』(幻冬舎)。嘘をつかない、過度に煽らない姿勢が評価され、最新の解脱、情報を発信するTwitterのフォロワーは52.5万人(23年3月10日現在)にのぼる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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