出版社内容情報
30年続いた日本の「デフレ、円高」が終わり、「インフレ、円安」の時代が始まる
デフレの悲観を叩き売って、インフレの楽観を買え!
猛烈なインフレが世界を襲っている。アメリカのFRBを始め世界の中央銀行は、これまでの金融緩和、低金利の時代から金融引き締め、金利上昇へと180度転換し、世界中で債務の圧縮が始まった。ニューヨークダウやナスダックは、すでに天井をつけ下落が基調となった。
しかし、日本株は失墜する欧米株を尻目に、これから上昇へと向かう。なぜなら、この30年間続いてきた円高、デフレの時代が終わって、円安、インフレの時代が日本にやってくるからだ。超円安によって「バイ・ジャパン」となった日本に世界からマネーが殺到する。1000兆円にものぼる個人資産も動き出す。資産インフレによって、日本株は底上げされる。
1960年~1970年代にアメリカで一握りの銘柄が、ニューヨークダウなどの指数からかけ離れて人気化した「ニフティ・フィフティ」相場があった。その日本版「ニフティ・フィフティ」株がこれから出現してくる。こうした新しい時代をリードする企業の銘柄を紹介し、波動理論をもとに解説する。
内容説明
ニューヨークダウが急落しようが、日経平均が大幅安になろうが、粛々と業績を積み上げてダントツのマーケット・シェアを占有して競争力の高い企業の株価は上昇しています。揺るぎない事業モデルと独自の技術、サービスを提供して、いまの時代の日本の「ニフティ・フィフティ」として登場しつつある優良銘柄を紹介します。
目次
第1章 超円安が日本経済を大復活させる(アメリカの利上げから超円安が始まった;ついに円安は1ドル147円の壁を突破した ほか)
第2章 日本経済以外は世界大恐慌(ドル高の副作用がこれから出てくる;ドル高は中国、韓国経済の首を締める ほか)
第3章 下落する欧米株式を尻目に日経平均は3万9000円を目指す(上昇する日経平均と下落する欧米株式;NYダウは波乱の展開が続く ほか)
第4章 100年に一度のマネーの大転換が起こる(コンドラチェフの波は30年の上昇期と30年の下降期で形成される;波動論から見た長期サイクル ほか)
第5章 日本版「ニフティ・フィフティ」株でお金持ちになる(天井を打ったアメリカ株と反対にこれから上昇する日本株;「ニフティ・フィフティ」株とは具体的にどのようなものか ほか)
著者等紹介
菅下清廣[スガシタキヨヒロ]
投資家、ストラテジスト、スガシタパートナーズ株式会社代表取締役社長、学校法人立命館顧問、近畿大学世界経済研究所客員教授。ウォール街での経験を生かした独自の視点で相場を先読みし、日本と世界経済の未来を次々と言い当ててきた「富のスペシャリスト」として名を馳せ、「経済の千里眼」との異名も持つ。経験と人脈と知識に裏打ちされた首尾一貫した主張にファンも多く、政財界はじめ各界に多くの信奉者を持っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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