謀略と捏造の二〇〇年戦争―釈明史観からは見えないウクライナ戦争と米国衰退の根源

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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198655785
  • NDC分類 319.02
  • Cコード C0031

出版社内容情報

釈明史観(先勝国史観)からの脱却

ウクライナ侵攻は、「民主VS専制」または「西側VS新興国」と世界を二分させた。国連も国際司法裁判所も機能不全をあからさまにし、それでも捏造と歪曲のプロパガンタが世界を駆け巡る。都合良く書き換えられた近現代史を、掘り起こされた歴史的事実から見直し、メディアが伝えない2022年11月のアメリカ中間選挙での混乱とウクライナ戦争の顛末をふまえ、2023年以降世界情勢を予測する。行き過ぎたアメリカの左傾化とポリコレは解消されるのか? ウクライナ紛争の虚実とは?  元ウクライナ大使・馬渕睦夫氏と日本近代史研究家・渡辺惣樹氏、ふたりの知見がクロスし、真の保守の姿も見えてくる。

「ウクライナ戦争」の正体はプーチン潰しであり、ウィーン会議以降、二〇〇年以上に及ぶ「国際金融家vs.ロシア」の最終戦争である、という見取り図を示したいと思います。
 その大きな転換点は三つあります。第一はウィーン会議、第二にアメリカ南北戦争、第三はロシア革命です。これらは一本の線でまっすぐウクライナ戦争に結ばれているのです(馬渕睦夫)。


 冷戦後の世界史を動かしたのは、アメリカの「ネオコン」だったと言っても過言ではありません。「アメリカ例外主義」と定義されるように、「アメリカは神から野蛮国を啓蒙する義務を与えられた特別な国である」と過信している勢力です。
 また他国への「干渉主義者」であり、実際多くの戦争を引き起こしてきました(渡辺惣樹)。

第一章  国際金融家vs.ロシア二〇〇年戦争
第二章 ナポレオンと「哲人政治」の本流
第三章 ヨーロッパを脅かした新興国アメリカ
第四章 世界大戦を仕掛けたチャーチルの闇
第五章 操り人形ウィルソン大統領の大罪
第六章 ドイツの英雄だったヒトラー
第七章 仕組まれたアメリカ解体が生んだトランプ
第八章 プーチンは誰と戦っているのか
第九章 二〇〇年戦争の行方

内容説明

自分の頭で考えられる人こそ本物の保守。日本人としての軸を持てば言論の欺瞞に惑わされない。

目次

第1章 国際金融家vs.ロシア二〇〇年戦争
第2章 ナポレオンと「哲人政治」の本流
第3章 ヨーロッパを脅かした新興国アメリカ
第4章 世界大戦を仕掛けたチャーチルの闇
第5章 操り人形ウィルソン大統領の大罪
第6章 ドイツの英雄だったヒトラー
第7章 仕組まれたアメリカ解体が生んだトランプ
第8章 プーチンは誰と戦っているのか
第9章 二〇〇年戦争の行方

著者等紹介

馬渕睦夫[マブチムツオ]
元駐ウクライナ兼モルドバ大使、元防衛大学校教授、前吉備国際大学客員教授。1946年京都府出身。京都大学法学部3年在学中に外務公務員採用上級試験に合格し、1968年外務省入省。1971年研修先のイギリス・ケンブリッジ大学経済学部卒業

渡辺惣樹[ワタナベソウキ]
日本近現代史研究家。1954年静岡県下田市出身。1977年東京大学経済学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tamami

45
世界経済に関して、その総資産の半分以上は全人口の数%の人々の下にあり、残りを大部分の人々が分け合っていると言われる。近代以降、どのような歴史的な流れの下にそのような構造が出来上がったのか。本書は、所謂修正主義を自称するお二人の対談であるが、上記のような仕組みが生まれる経緯や関わった人々の思惑が、一つの歴史観からという限定付きではあるが、解り易く説かれる。経済の大きなうねりの中で動いた、チャーチル、ヒトラー、ルーズベルト等の歴史上の要人が俎上に挙げられ、「世界史B」の釈明史観に立脚した思い込みが払拭される。2024/03/21

クレリック

2
ウクライナ戦争は200年に及ぶ「国際金融資本家vsロシア」の最終戦争。ウィーン会議、アメリカ南北戦争、ロシア革命を経て今に至る戦い。プーチンが戦っているのはウクライナではなく、EUの背後にいる国際金融資本家やネオコン。こうした視点から本当の世界史を解説してくれる本。 1800年以降の世界史を動かしている主役=(ロスチャイルド・ユダヤ・金融資本)などの単語は、教科書には決して登場しない。戦争や政変の真のメカニズムを伏せて表層的に記述してある、だから世界史の教科書は読みにくいし読んでも良く分からない。 2025/03/10

くらーく

1
いろんな角度から見る知るのも重要かと思いまして。どうしても、眠くなるのは二人で書いたからかしらねえ。加齢によるものだな、きっと。2024/01/06

やま茶

1
保守論者の一部にロシアを擁護する声がある。その理由はなんだろう。それを知るために読んだ。視点が変わる変わる。私たちが習った歴史は西側諸国の史観であり、普段接するニュースもそればかり。西側諸国に都合の悪いことは隠される。洗脳されてることに気づかなかった自分を発見。誰かから貰った情報でつじつまを合わせるのではなく、自分で情報を取って自分の頭で考えてこそ真の保守。私にはまだまだ難しい。また時間をおいて再読したい。★3.5(全てを理解できたわけではないので控えめ)2023/01/01

ちりとてhello

0
Youtubeで聞いていた二人の対談だったから、買ってみた。う~ん、世界史は苦手だったから、ほとんどチンプンカンプン。最後の方のウクライナ戦争のところだけついて行けたかな。2023/06/17

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