天神さんが晴れなら

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天神さんが晴れなら

  • 澤田 瞳子【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198655754
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

小さな出来事が積み重なって月日は過ぎ、我々の日常は歴史になる。
その一隅に今、私は短い尻尾を揺らして暮らしている――


歴史、食、旅、芸術、そして物語を紡ぐ……
直木賞作家が日常の風景を綴ったエッセイ集。


きっと多くの人を虜にし続けてきた千年の都に、私自身もすでに搦め捕られているのであろう。
そんな華やかな檻を愛おしく、また時に苛立たしく感じながら、私は今日も山に囲まれたこの町に暮らす。
(本文より)


『京都はんなり暮し』から15年ぶり、
作家デビュー後は初となる澤田瞳子氏のエッセイ集。

生まれ育ち、今も暮らす京都。食を楽しみ、旅に心惹かれ、
美術・芸術を愛し、遊休の歴史に思いを馳せる。
そして、それらすべてのことが物語を紡ぐ糧となる。

「知らないことを知るのが大好き」という著者が出会ったさまざまな出来事をウィット溢れる文章で描く。


【目次】
京都に暮らす
日々の糧
まだ見ぬ空を追いかけて
出会いの時
きらめきへの誘い
歴史の旅へ
ただ、書く

内容説明

小さな出来事が積み重なって月日は過ぎ、我々の日常は歴史になる。その一隅に今、私は短い尻尾を揺らして暮らしている。歴史、食、旅、芸術…直木賞作家が日々の想いを綴ったエッセイ集。

目次

京都に暮らす
日々の糧
まだ見ぬ空を追いかけて
出会いの時
きらめきへの誘い
歴史の旅へ
ただ、書く

著者等紹介

澤田瞳子[サワダトウコ]
1977年京都府生まれ。同志社大学文学部文化史学専攻卒業、同大学院博士前期課程修了。2011年、デビュー作『孤鷹の天』で第17回中山義秀文学賞を最年少受賞。13年『満つる月の如し 仏師・定朝』で本屋が選ぶ時代小説大賞2012ならびに第32回新田次郎文学賞受賞。16『若冲』で第9回親鸞賞受賞。20年『駆け入りの寺』で第14回舟橋聖一文学賞受賞。21年『星落ちて、なお』で第165回直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のぶ

104
澤田さんのエッセイを読むのは「京都はんなり暮し」に続いて二冊目。日頃から澤田さんの小説が好きで、作品はほとんど読んでいたので、その制作秘話的な話を楽しむ事ができて良かった。本はデーマごとに編集されていて、日常の事、仕事、読書、旅行、直木賞の受賞等様々な話題を楽しむ事ができて良かった。自分も京都が好きでしばしば訪れるが、澤田さんは生まれも育ちも京都なので、生粋の京都人から見る京都がどう写っているのか感じられて興味深かった。それと全編を通して飾らない澤田さんが見られて、益々小説が読みたくなった。2023/05/14

ぶち

88
読友さんのレビューに魅かれて手に取りました。 直木賞作家の澤田瞳子さんは、京都で生まれ育ち、今もそこに暮らしています。そんな日常を綴ったエッセイ集です。このエッセイ集は、観光客として京都を訪れる私のような外部の人間とは違った着眼点で日々感じた事を教えてくれます。 どのエッセイも澤田さんの真摯で飾らないお人柄が伝わってきます。それは直木賞という大賞を受賞しても変りません。 食を楽しみ、旅を楽しみ、歴史に思いを馳せる澤田さんの作品をこれからも読み続けていきたいと思います。2023/08/02

さつき

73
澤田さんの著作は好きで結構読んでいる方ですが、ご本人のことは全然知りませんでした。今回、このエッセイを読み、私と同世代なんだー!と嬉しくなりました。京都と東京と場所は違えど同時期に学生生活を送っていたからか、文章から伝わる空気に馴染み深いものを勝手に感じ親近感を覚えます。今までは、大きな賞を取られた作品よりも古代ものに興味があり、そちらを読んでいましたが『若冲』や『星落ちて、なお』も読もうと思いました。2023/08/11

pohcho

58
有名な時代小説家の娘さんでご自身は直木賞作家。そんなすごい経歴を持ちながら素顔は飾り気のない人なんだなあと。意外と食いしん坊で食べものの話題が多いのは微笑ましい。未だに週に一度、母校の研究室で事務のアルバイトをしているという話には驚き。違う名前で同人誌に書いているのというのも(一度読んでみたい)。最後の「普通とは何か」は、短い文章の中に澤田さんの来し方や人となりが凝縮されていて心打たれた。素敵な人だなあとますますファンになる。ちなみに表題は京都の諺から。一ヶ月間日替わりの三十番神というのは初めて知った。2023/05/30

よこたん

45
“なにせ紅葉の美しい秋の京都、市内はどこも大混雑。このため市民は普段から、曜日・天気・紅葉情報や行事をチェックし、今日はどこに近付くと苦労するかを確認する。” 観光客が溢れかえって路線バスに乗れない、って京都住みの経験のある人が言っていたな。美しい景色、有名な寺社仏閣のご近所特有の苦労。澤田さんのエッセイは初めて読んだ。私より歳下なのに、小説同様にしっとりと落ち着いた文章と滲み出す教養。ほんとは私よりずっと歳上なのでは? そして、いまだに母校の研究室で週1の事務のアルバイトをされていると知ってビックリ。2023/07/15

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