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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198655563
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

申し込めば半年待ち。評判のお梅の揉み治療だが一刻の猶予もない患者が現れた!頭風に苦しむお清を訪ねたお梅はギリギリのところまできていると感じ取る。揉みはじめると、お清の身体に潜む「淀み」を感じ―。彼女を悩ませるその原因とは?読むと身も心もすぅっと軽くなる、連作時代小説。

著者等紹介

あさのあつこ[アサノアツコ]
1954年岡山県生まれ。『バッテリー』で野間児童文芸賞、『バッテリー2』で日本児童文学者協会賞、『バッテリー1~6』で小学館児童出版文化賞、『たまゆら』で島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

171
あさのさんの新しいシリーズが始まったってことですよね。評判の揉み師・17歳のお梅がほぐすのは凝った体だけじゃない。序の段の話がどこに繋がるのか分からぬまま、話は進む。中堅の瀬戸物商・今津屋のお内儀・お清の凝りをほぐすのだが、お清には抱えているものがあった。あれやこれやと相変わらずあさのさんが巧い。お梅を支える犬の十丸や時々顔を出す先生と呼ぶ天竺鼠のキャラも好みだ。お清の所で知り合った親分・仙五朗とはこれからも関わる事になるのだろうな。実家を出たお梅がいつか両親と再会する日まで、楽しみに追いかけたい。2022/11/28

タイ子

112
まるっごとあさのさんの世界観溢れる作品。盲目の揉み師・お梅。目は見えなくても、いや目が不自由だからこそ感じる人の心の中に巣食う闇、身体の中から訴えてくる人に言えない思い。お梅の傍に常に寄り添う一匹の不思議な犬・十丸と人には鼠に見えるこれまた不可思議な老人。この繋がりが判るのは最終章。お梅の芯からほぐれる最強の揉み手にお世話になりたい、そして登場する紅葉屋の豆大福が食べたいと何度も思いながら読了。シリーズで読みたい作品。2023/01/20

初美マリン

99
目の不自由なお梅には、異界の守護神がいた。彼らの助けを借りながら凄腕のもみ治療をする。目が不自由な故にその他の五感が鋭く事件を解決する。子供ながら一生懸命に仕事をこなすおまさなどのキャラクターもよくなかなか面白かった。2023/09/22

ネギっ子gen

93
【我慢すること、耐えることを身上としてしまった者は厄介だ。外に発し散らさないままだと、辛さや苦しみや痛みは膨れ、固まり、血や気の流れを妨げる】申し込めば半年待ち。揉んだ人々の身体は、全てこの指が覚えている。天才揉み師のお梅が活躍する、ミステリアスな時代小説。<お梅の揉み治療は、身体だけではなく気持ちの凝りも解してくれる。おかげで、前向きに考えられるようになった。/心が軽くて、世の中は生きるに値すると信じられる。うつむいて足元ばかりを見ていてはいけない。この世には頭を上げ、遠くに目をやる心地よさがある>。⇒2023/03/26

Ikutan

89
五歳の時に光を失ったお梅。彼女の生業は人に揉み治療を施すこと。彼女に揉んでもらえば、身体の不調も心の不調もすっきり。光は失っていても、匂いや気配や指の感触で、晴眼の人以上に状況や相手の心を読み取ることができるのだ。そんなお梅が揉み治療を施した先に、岡っ引きの仙五朗がやって来て、長屋でお吟さんが殺されたと言う。下手人は誰?動機は?事件の真相は?お梅にはお伴に白い犬の"十丸"がいるのだが、彼の突っ込みが楽しくてクスリと笑える。この″十丸"と天竺鼠の″先生″の正体は?ちょっと不思議なお話でした。続編あるのかな?2023/01/18

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