出版社内容情報
ケイト・グリーナウェイ賞最終候補、
ネスレ・スマ―ティーズ賞銅賞受賞作。
カエルのイラストと
ウィットにとんだ文章の組み合わせが絶妙で、
読み終えたとたん、
もう一度読み返したくなる!
【イブニング・スタンダード紙】
2ひきのカエルのかけあいがすばらしい!
カエルと一緒になって笑ったり、
カエルのことを笑ったりと、
楽しくて大満足の一冊。
【ガーディアン誌】
大きな池のまんなかの、スイレンの葉の上に、
2ひきのカエルがいた。
かたほうのカエルはぼうきれを持っている。
「なんで、そんなぼうきれを持ってるのさ?」
「これは犬よけぼうだ。
犬がきたら、こいつでバンバーンって
やっつけるのさ」
「でも犬なんてどこにもいないよ」
「犬が池を泳いできたら、
おれたち、くわれちまうぞ!」
「でも、この池で犬が泳いでるのなんて、
見たことないだろ?」
「犬を散歩につれてきたやつが、
ボールを池に投げて、
『ボールをとっといで!』って
いうかもしれないだろ」
……2ひきがこんなやりとりをしている
あいだに、とんでもないことが…?
リアルなイラストが不気味で楽しい、
読み聞かせで子どもたちが大喜びする絵本。
『かしこいさかなはかんがえた』など
、独特のユーモアで読者をひきつける
クリス・ウォーメルの代表作を、
絵本作家はたこうしろうが軽快に訳しました。
内容説明
もりのおおきな池のすいれんのはっぱのうえに2ひきのカエルがいた。1ぴきは、ぼうきれをかかえている。「なんでそんなぼうきれをかかえてるのさ?」「犬がきたら、このぼうでバンバーン!って、やっちまうのさ」でも、池に犬がきたことはない。「いまはいないかもしれねえよ。でももし、やってきたら?」備えあれば、憂いなし!リアルなイラストとカエルたちのかけあいのギャップに思わずふきだす、ゆかいな絵本。ケイト・グリーナウェイ賞最終候補、ネスレ・スマーティーズ賞銅賞受賞作。5さい~。
著者等紹介
ウォーメル,クリス[ウォーメル,クリス] [Wormell,Chris]
1955年イギリスのゲーンズボロに生まれる。美術学校の絵画教師をしていた父のもとで、絵を描き始める。広告やデザインの仕事で頭角をあらわし、1991年、息子のために作った初めての絵本『動物のアルファベット』(未訳)で、ボローニャ国際児童図書展のグラフィック賞を受賞した。ナショナル・アート・ライブラリーズ・イラストレーション賞受賞、ケイト・グリーナウェイ賞ノミネートなど受賞多数。絵はもちろんのこと、ひねりのきいた文章に対しても、高い評価を受けている
はたこうしろう[ハタコウシロウ]
絵本作家、イラストレーター。1963年兵庫県西宮市に生まれる。絵本の他、挿画、イラスト、ブックデザインも数多く手がけ、「ちいさなかがくのとも」(福音館書店)のロゴデザイン、シリーズ装丁、ブックデザインなども手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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☆よいこ
annzuhime
ほんわか・かめ
たまきら
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
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