出版社内容情報
2030年までに顕在化する中国の暴発をいかにくじくべきか。安全保障問題に行動経済学の理論を応用した異色の日本国防論。
内容説明
「個人も国家もガッカリしたくない」。行動経済学が教えるこの意思決定モデルを応用すれば、傍若無人な中国のふるまいも明快に予想が可能。2030年までに必ず暴発し、自滅するであろう隣国からの被害を最小限にとどめるための防衛論。
目次
第1章 日本帝国を「同時多正面戦争」に誘導した「プロスペクト」は何だったのか(アフガニスタンを「一帯一路」に組み入れようとする中国の狙い;「パキスタン・ルート」のパイプラインの利用価値は下がる? ほか)
第2章 習近平はなぜ中国の核軍備を劇的に変容させなければならないか(「東風41」の地下サイロ配備が始まった;中国の沙漠地帯で急激に増え始めた中国のICBM基地 ほか)
第3章 習近平の“多産化政策”が裏目に出れば、わが国に逆転のチャンスがある!(なぜ国防を考えるときに「少子高齢化」が大きな関心事になるか;戦う前から結果が見えた「覇権」のゆくえ ほか)
第4章 「茫蠡のプロスペクト」を意識した対中制裁―これが人類の悪夢を終わらせる(未知の政治に期待など寄せない中国人;「怒り」のしぶとさは、「喜び」以上? ほか)
著者等紹介
兵頭二十八[ヒョウドウニソハチ]
昭和35年、長野市生まれ。陸上自衛隊に2年勤務したのち、神奈川大学英語英文科卒、東京工業大学博士前期課程(社会工学専攻)修了を経て、作家・評論家に。北海道函館市に居住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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