出版社内容情報
ビジネス書ベストセラー100冊を徹底的に分析し、共通するポイントを一挙公開。YouTubeで話題沸騰の労作、ついに刊行!
内容説明
ビジネス書100冊のポイントを徹底抽出。成功者たちがしている「厳選27の教え」。
目次
早起きする
雑談で話すべき内容は?
嫌な人とはちゃんと戦う
怒ってはいけない
「運が良い」と言う
理想の自分をイメージする
会議には出ない
会議で取るべき行動
食事をする時の大原則
お酒を上手に利用する
スケジュール管理のコツ
メモを取る
世界を変えようとしない
SNSは見ない
SNSを活用する
成功者のマネをする
情報を構造化する
フレームワークは捨てる
「今ちょっといい?」を使う
インプットとアウトプットの黄金比は3:7
人を動かす話し方のテクニック
嫌な頼みは断る
ひとつのことをやり続ける
ひとつのことをやり続けない
無知(または知)を武器にする
努力はしなくてもいい
自分の頭で考える
著者等紹介
堀元見[ホリモトケン]
作家、YouTuber、Podcaster。1992年生まれ。慶應義塾大学理工学部卒業。大学卒業後、就職せず「インターネットでふざける」を職業にする。Webで書いた「ビジネス書を100冊読んで1日で教えを実行する記事」がバズり、『ビジネス書ベストセラーを100冊読んで分かった成功の黄金律』の出版にいたった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゼロ
100
ビジネス書を読み込んだ現代アートな一冊。ビジネス書を100冊読み込み、それぞれの結論にツッコミを入れながらも解説していくのは面白い。ビジネス書はそれぞれの意見があり、全てを受け入れようとすると破滅する。自分で考えるのも良いし、全てを受け入れるのも良い。体系的にまとめた良書でした。但し、お遊びを受け入れる余裕がある人に向けた本でした。2023/11/16
いっち
57
本書を読んで感じた結論は、「勤務時間以外の16時間を充実させる」に尽きる。著者は言う。「『好きなことを仕事にしなきゃ!』と焦った結果、会社を辞めて全然面白くないYouTuberになり、1円も稼げず消えていった人を僕はたくさん知っている」。夢や幻想を抱いた結果、生活できなくなり、辞める前の仕事より辛い仕事に就くのは御免だ。であれば、仕事は生活のためと割り切り、他の時間を充実させるのが、最善の策だろう。著者はビジネス書に懐疑的に見える。ベストセラーだからといって容赦ない。だからこそ、著者の言葉が信頼できる。2023/07/29
ジョンノレン
51
数多あるビジネス書を鳥瞰的に眺め、そこから枢要なエキスを抽出する書かと思いきや、その蒙昧さや矛盾を舌鋒鋭く指摘して心置きなく嗤う本だった。長い間読み継がれてきたものから、近時目を惹き評判となったものまで結構しっかり網羅されている。努力とかひとつのことを諦めずにとか鉄板系の主張も今や真逆の視点主張も。各項目ごとの「結論」はちょっとふざけすぎ。何れにしても、何事も凝り固まらず多面的に捉え、しかも、しなやかに柔らかい頭で臨機応変に対処しようと改めて思えたのは良かった。2023/11/30
かずぼう
48
悪いことがあっても「運が良い」と思おう、全ては自分の捉え方次第。このページには付箋を付けた、心に留め置きたい。内容は100冊のビジネス書の中でも相反する教え、矛盾を面白おかしく書いているが、個人的には100冊読んでこの程度?浅いなと思ったのが正直なところ。2022/08/05
harass
43
AmazonPrime。ビジネス本に疑問を持つ著者があえてビジネス本の名著を読んでツッコミまくる。正反対の主張を唱える本が多く、実際それらをどう取り扱うべきかと、皮肉を込めて論じる。もともとはTwitterでの企画が書籍化されたもの。著者のYoutube配信版があり、そっちのほうが面白いかもしれない。まあ、この著者のファンであるなら。2024/07/13