青いつばさ

個数:

青いつばさ

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 228p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198653576
  • NDC分類 K949
  • Cコード C8097

出版社内容情報

オランダ銀の石筆賞受賞!
心にひびく
兄弟の旅の物語

11歳のぼくは、いつも
16歳の兄ヤードランの面倒をみている。

ヤードランは、何かに夢中になると、
たいへんなことをしでかしてしまうからだ…

11歳のジョシュは、いつも16歳の兄ヤードランの
面倒を見ている。
ヤードランは、何かに夢中になると、
たいへんなことをしてしまうときがある。

「あなたはヤードランを守る天使なのよ」と、
ママはいつも、ジョシュに言う。

秋のある日、湖で、ケガをして
群れに置いていかれた
ツルの子どもを見つけたとき、ヤードランは、
「ツルの子に飛び方を教えて、
群れに返してやる」という考えに、とりつかれた。

昔、女優だったママが持っていた
大きな作り物をつばさをつけて、
スプリートと名づけたツルの子に、
飛び方を教えようとする兄弟。

でも、夢中になりすぎたヤードランは、
ジョシュにケガをさせてしまう。

そのせいで、ヤードランは
施設に入れられることに。
離ればなれになりたくない兄弟は、
スプリートを連れて、
ツルが越冬する南の地を目指し、
二人で旅を始めるが…?

○スプリート 
 ヤードランがツルの子に夢中になったせいで、
 ジョシュは大ケガをする
○ハンググライダー 
 迷子のツルの子を、南の越冬地に連れていく、
 というアイディアが浮かぶ
○南
 兄弟はスプリートを連れ、
 二人きりで、南を目指して旅に出る
○鉄塔
 施設の先生に追いつかれてしまった二人。
 ヤードランは高い鉄塔に登り、
 下りてこようとしない。
○ぼくたちは、永遠に
 ママが駆けつけて、
 思いがけない決断をする。

内容説明

十一歳のジョシュは、いつも十六歳の兄ヤードランのめんどうをみている。ヤードランは、体は大きいけど小さな子どもみたいで、興奮してバクハツすると、とんでもないことをしてしまうからだ。秋の初め、家族で湖に行ったときに、二人は、つばさをケガして群れに置いていかれた鶴の子どもを見つけた。ヤードランは、鶴に飛ぶことを教えて、家族のところへ連れていってやる、という考えにとりつかれる。昔、女優だったママが、舞台でつけていた「青いつばさ」を使って、鶴に飛び方を教えようとしていたとき、思わぬ事故が起き、ジョシュはヤードランにケガをさせられてしまう。そのせいで引き離されそうになった二人は、スプリートと名づけた鶴の子どもを連れて家を出、旅を始めるが…?さまざまな変化の中でも変わらない兄弟や親子の深く強い絆を描き、心にしみる物語。オランダ・銀の石筆賞受賞作。小学校中・高学年~。

著者等紹介

アールツ,シェフ[アールツ,シェフ] [Aerts,Jef]
1972年生まれ。ベルギーの作家・詩人。作品は十五カ国語に翻訳されている。文学と演劇を学び、劇作家、ジャーナリストを経て作家デビュー。1999年から、大人向けの小説四冊、詩集一冊を発表したあと、2012年に初の児童文学『小さな天国(未訳)』を発表し、「新しい古典となりうる本」と絶賛される。ほかの作品に、ベルギーのボッケンレーウ賞、オランダの銀の石筆賞を受賞した絵本『おねえちゃんにあった夜』(マリット・テルンクヴィスト絵、徳間書店刊)など。妻と三人の子どもと小さな農場で暮らしている

長山さき[ナガヤマサキ]
1963年神戸生まれ。関西学院大学大学院修士課程修了。文化人類学を学ぶ。87年、オランダ政府奨学生としてライデン大学に留学。以後オランダに暮らす。訳書多数。アムステルダム在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

10
11歳のジョシュと知的障害をもつ16歳の兄ヤードランは大の仲良し。ある日出かけた先で翼を怪我したツルを見つけ世話をするがそんな時ヤードランが誤ってジョシュをけがさせてしまい…。2023/05/04

グーグー

3
ベルギーのオランダ語圏作家の作品。知的障害のある16歳のヤードランと11才のジョシュは仲のいい兄弟。秋の初めに、兄弟は、母親、母親の恋人、恋人の11歳の娘ヤスミンと一緒に家族旅行に出かけ、翼に怪我を負い、置き去りにされた鶴の子どもを見つける。家族のところに鶴の子どもを届けたいと思い詰めるヤードラン。ある日、思わぬ事故が起きて……。ヤードランとジョシュそれぞれの心の葛藤、反抗的なヤスミンの心のうち、大人達の思いが描かれている。鶴の子どもを連れて南へ向かう旅は、読みながらドキドキした。読了感は爽やか。2022/02/12

はなびや

3
障害を持つ兄を必死で支える11歳のジョシュ。16歳の兄ヤードランは興奮しすぎると行動を制御できなくなってしまう。母はジョジュにヤードランのことを任せっぱなしにしているような気がして仕方がなかった。兄のことも母のことも好きだから自分のやるたいことができなくても頑張るジョシュ。もう少し周りの大人がヤードランをサポートすべきではなかったのだろうか?希望が持てる終わり方なのが救われるが、家族のあり方をがんがえさせられる。2022/02/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18564886
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品