出版社内容情報
犬とおばあさんの出会いと絆をえがいた、
心あたたまる絵本
犬のクロは、ちいさいころ、お母さんに
3つのことを教わりました。
「おうちの人のいうことをよくきくこと。
道をわたるときは右左をよく見ること。
あぶないめにあっている人がいたら、
たすけてあげること」
そんなクロのご主人になったのは、
こわくて冷たいジョーンズさん。
ジョーンズさんは、野菜畑の番をするよう、
がみがみと言いました。
クロは、いっしょうけんめい
野菜畑の番をしますが、
野菜を食べにきたウサギのめんどうも
みてしまい、
ジョーンズさんにしかられてしまいます。
ごはんももらえません。
そこでクロは、夜のうちに
つなをかみ切って逃げ出し、
町に出ました。
町は車が多くて、知っている人もいなくて、
心細くなってきます。
そのとき、道のむこうに
やさしそうなおばあさんが見えました。
おばあさんもクロを見ています。
友だちになれそう、とクロが思ったそのとき、
おばあさんがこっちに向かって、
車の多い道を渡り始めてしまいます。
あぶない! そして…?
犬とおばあさんの出会いときずなを描く、
心あたたまる絵本。
内容説明
いぬのクロがもらわれていったのは、ジョーンズさんのうち。ジョーンズさんは、やさいばたけをみはるようがみがみといいました。クロはいわれたとおり、いっしょうけんめいはたけのばんをしましたが、やさいをたべにきたウサギのめんどうもみて、ジョーンズさんにしかられてしまいます。そこでクロは…?やさしい1ぴきの犬が、じぶんのうちを見つけるまでを描いた、心あたたまる絵本。
著者等紹介
クラーク,エマ・チチェスター[クラーク,エマチチェスター] [Clark,Emma Chichester]
英国生まれ。チェルシー美術学校と王立美術大学で絵を学び、1983年から雑誌や本のイラスト、装丁の仕事をはじめる。1988年にマザーグース賞を受賞
こだまともこ[コダマトモコ]
東京生まれ。早稲田大学文学部卒業。出版社に勤務の後、児童文学の創作と翻訳をはじめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
anne@灯れ松明の火
ケ・セラ・セラ
花林糖
みさどん